アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2024.02.29 written by Hajime Yokoe

Vol.118
逆算とフライパンで作る 茶碗蒸し

茶碗蒸しって、日本の伝統的な美味しさが凝縮された、まさに一口の至福だと勝手に思っています。
卵とだしの優しい味わいが、口いっぱいに広がり、身も心も包み込まれるよう。
スーパーでも良く買いますが、自分で作ることは滅多にありませんでした。
その理由のとして、”す”が入って残念な見栄えになってしまうのと、作るたびに味が違うから。
今回は色々試して、見た目も良く毎回同じ味に仕上がる方法を見つけたのでご紹介します。

レシピ画像

作り方

  1. 材料の下ごしらえ
    えびは殻をむいて背わたを取り除いたら、片栗粉(分量外)を軽くまぶして水洗いをして、水気を拭き取ります。
    鶏肉・しいたけは一口大にカットします。三つ葉は茎と葉に分け、茎の部分を3センチほどにカットします。
  2. 卵液をつくる
    ボウルに卵を割り入れ、泡立てないように混ぜます。
    ここで卵の量を計り、白だしとアルピナウォーターの必要な量を計算します。
    ベストな比率は1:3です。
    今回、卵は50mlあったので、白だし+アルピナウォーターで150mlを加えました。白だしの比率はメーカーごとに濃縮率が異なるので、 適宜調整すると良いでしょう。
    卵は大きさがバラバラなので、しっかり計測することで、毎回同じ味に仕上がります。
    出来上がった卵液は茶こしなどでこすと、大きな気泡が入らずに仕上がりが綺麗になります。

  3. フライパンで蒸す
    器に三つ葉の葉以外の具材と卵液を入れたら、アルミホイルなどで器にふたをします。三つ葉の茎としいたけは浮くので最後の方に入れます。
    深めのフライパンに布巾を敷いて、器を静かに置いたら、器の1/3くらいの高さまで水を注ぎます。
    フライパンにふたをして、中火にかけて、水が沸騰してきてから更に2分加熱します。
    2分経ったら弱火にして、フライパンとふたの間に菜箸などを挟んで、軽く隙間を空けた状態で10分加熱したら火を止めて、10分程度蒸らします。
  4. 仕上げ
    蒸らしが終わったらアルミホイルを外して、三つ葉の葉を添え、再度アルミホイルのふたを戻して2〜3分おいたら出来上がりです。
    具材はお好みですが、舞茸をいれるとタンパク質分解酵素の影響で茶碗蒸しが固まらなくなるので気をつけて下さい。

材料(2人分)

1個
えび
2尾
鶏肉
50g位
しいたけ
1個
かまぼこ
2枚
三つ葉
少々
白だし(濃縮タイプ)
大さじ1(都度計算)
アルピナウォーター
135ml(都度計算)

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。