アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2022.11.25 written by Hajime Yokoe

Vol.103
絵本の世界に出てきそう。スキレットで作るカステラ

絵本に出てくる食べ物はなんだか美味しそう。
子供の頃に読んでもらった絵本で今でも記憶に焼き付いているのが、2匹の野ねずみが、大きな玉子から 大きなカステラを作り、森の仲間達と仲良く食べるというお話。
今回はそのカステラを作ってみたいと思います。
スキレットで焼くふわふのわカステラ、家で作るのはもちろん、キャンプで作って、家族や仲間と食べるのもまるで絵本の世界に入り込んだみたいでわくわくしますね。
その絵本、今では私が同じ絵本を子供に読み聞かせています。

レシピ画像

作り方

  1. 材料の下ごしらえなど
    調理は手早く行いたいので、材料は予め計量しておきます。
    サラダ油と牛乳は計量後、個別に湯煎などで40−45度くらいに温めます。
    スキレットの内側にバターを塗っておきます。オーブンを180度に予熱します。
  2. 生地をつくる
    ボウルにサラダ油、薄力粉、牛乳の半量を加えて泡立て器で混ぜます。
    ある程度混ざったら、残りの牛乳、卵黄を加えてよく混ぜ合わせます。
  3. メレンゲを作る
    卵白をミキサーで泡立て、白っぽくなったら、砂糖を1/3加えて泡立てます。
    泡がきめ細かくなったら砂糖を1/3加えて更に泡立てます。艶っぽくなったきたら、残りの1/3の砂糖を加えて更に泡立て多少硬めのメレンゲに仕上げます。
  4. 生地を完成させて焼成する
    3のメレンゲを2の生地に半量入れ、ゴムベラでなめらかになるまで混ぜたら、残りの半量を追加してメレンゲがなくなるまで混ぜます。
    スキレットに流し込み、そこを台などにトントンと軽く打ち付けて大きな気泡を取り除きます。
    180度のオーブンで焼き始め、10分経過したら温度を170度に下げて更に15分焼いたら出来上がりです。
    途中、焼き色が強くなりすぎてしまったら、アルミホイルなどをかぶせると良いでしょう

材料(直径15〜16cmのスキレット1つ分)

サラダ油
大さじ1.5
薄力粉(ふるいにかける)
30g
牛乳
20cc
卵(卵黄と卵白で分ける)
2個
砂糖
30g
バター
適量

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。