アルピナウォーターの
おいしいレシピ
おいしいレシピ
Vol.093
日本茶にはやっぱりあんこがベスト。どらやき
私は子供の頃、どらやきって正直あまり好きではありませんでした。なぜかって、甘すぎるから。子供の敏感な味覚には早すぎたのでしょう。当然苦いものなんてもってのほか。
歳をとるにつれ、苦味という美味しさに気づき始めると、それに合うような甘いものが必要になってきます。濃く入れた日本茶に合うもの、それはあんこです。今回はあんこを使った定番の和菓子「どらやき」を作ります。
作り方
- 生地を作る
ボウルに卵を溶き、きび砂糖、砂糖を加えて軽く泡立て、途中で、はちみつ、みりんを加えさらに泡立てます。生地が帯状になりとろとろと落ちるようになったら、半量のアルピナウォーターで重曹を溶いて生地に混ぜ込みます。次に薄力粉を加え、手際よく混ぜ込んだら、ボウルにラップをして30分ほど生地を休めます。 - 生地を焼く準備
休ませた生地に残りの水を加えて混ぜ、フライパンを熱して焼く準備を整えます。フライパンは熱して油を少量ひき、ペーパーでよく拭き取るようにします。生地がフライパンに張り付きやすいので、テフロン加工されたものなどが良いでしょう。 - 生地を焼く
生地をお玉などでフライパンに注ぎ入れ、弱火で焼きます。ホットケーキを焼く要領と同じなので、慣れた方なら焼き加減は難しくはないと思います。 生地の表面がプツプツとなってきたら生地を裏返します。生地が想像以上にピッタリとプライパンに密着していますので、裏返すのはちょっとコツが必要です。そのまま一気にヘラを差し込むと、せっかくの表面に傷がついてしまいます。生地の端をヘラで優しく持ち上げて、少しずつヘラを差し込んでそ~っと剥がして返します。
とはいえ、ゆっくりやりすぎると生地の色にムラが出てしまうので、"ゆっくり急いでやる"のがコツです。裏側は軽く約30〜45秒程度焼く感じで大丈夫です。
焼き上がった生地は大きめの皿かバットなどに取り置き、生地が乾かないようにラップをふんわりかかけておきます。 - 粒あんをはさむ
焼き上がったら粒あんをはさみます。 あんこをはさんだら全体をラップで包み、手で軽く押さえて形を整えます。しばらく置いて、全体が馴染んだら出来上がり。
今回は市販の粒あんを使用しましたが、あんこを自分で炊いても良いでしょう。もちろん、こしあんでも良いですし、はさむ量もお好みで良いと思います。
また、あんこだけにこだわる必要はありません。邪道と言われようが、自分が美味しく食べるということが料理を作る上で一番大切です。栗やお餅を入れたり、いちごなどのフルーツと生クリームでフルーツサンドのようにしても良いです。私は粒あんにホイップかカスタードを混ぜ合わせたものが一番のお気に入りです。我が家でもこれが一番先に無くなります。
材料(4~5個分)
- 卵
- 75g
- きび砂糖(なければ全量砂糖で)
- 40g
- 砂糖
- 35g
- はちみつ
- 大さじ1/2
- みりん
- 大さじ1/2
- 重曹
- 小さじ1/2
- アルピナウォーター
- 50cc
- 薄力粉
- 90g
- 粒あん
- 適量
プロフィール
横江 肇
Hajime Yokoe
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。