アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2021.10.26 written by Hajime Yokoe

Vol.090
宝石のような和菓子 琥珀糖

デパ地下の和菓子屋さんで見かける宝石のようなお菓子。琥珀糖という和菓子です。
表面はシャリっと固く中はくにゅっと柔らかいなんとも不思議な触感です。
ちょっと時間はかかりますが、作り方はとっても簡単です。
小豆を入れたり、洋酒の風味を利かせた大人用の琥珀糖をアレンジしても楽しそうです。
我が家の子供も大喜びでした。

レシピ画像

作り方

  1. 下準備
    糸寒天は1時間以上アルピナウォーター(分量外)につけて、ふやかしておきます。
    型にするバットなどにクッキングシートを敷いておきます。
  2. 生地をつくる
    鍋に糸寒天とアルピナウォーターを入れ火をつけて、混ぜながら糸寒天を溶かします。
    一度火からおろして、茶こしなどで漉し、細かい泡を取り除きます。
    再び鍋に戻し、グラニュー糖を加え火にかけヘラで混ぜながら煮詰めます。
    ヘラを持ち上げたときに生地のしずくの最後の一滴がヘラに残るようになるまで煮詰めます。
  3. 青の生地を作る
    ブルーキュラソーシロップとコアントローを半量加えて混ぜ、色が均一になったら型容器に生地を流し込みます。コアントローはお酒なので、アルコールが気になる方は予めアルコール分を飛ばすと良いでしょう。
    流し込んだら、固まるまで冷蔵庫で冷やします。
  4. カラフルな生地を作る
    生地に残りの半量のコアントローを加えて混ぜたら、食用色素で色付けします。
    楊枝などで色素を何色か落とし入れて、楊枝でかき回してマーブル模様を作ります。
    型容器に流し込み、同様に冷蔵庫で冷やします。
  5. カットして乾燥させる
    固まったら型から取り出してカットします。
    包丁でお好みの形にカットしても良いですし、手でちぎると割れた石のような感じになって面白いです。
    表面はベタベタしていますので、素手で触ると指紋が付きますのでゴム手袋などで作業すると良いでしょう。
    バットなどにクッキングシートを敷いて、互いにくっつかないようにして並べ乾燥させ、表面を結晶化させます。
    何度かひっくり返しながら数日乾燥させると、表面が白っぽくなって、カリッと固くなったら出来上がり。

材料

糸寒天(なければ普通の寒天)
5g
グラニュー糖
320g
アルピナウォーター
250cc
食用色素
適量
コアントロー
大さじ1/2
ブルーキュラソーシロップ
大さじ1/2

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。