アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2021.5.12 written by Hajime Yokoe

Vol.085
板かまぼこを手作りで楽しむ

かまぼこは売っているような出来栄えさえ求めなければ作る事が可能です。
ただし、自作すると大抵すが入る、買った方が圧倒的に安い、かまぼこの板を入手するにはかまぼこを買う必要がある、洗い物が結構多いなど、様々なデメリットがあります。
しかし、それ以上に作るのがとにかく楽しいのです。もちろん出来上がりの味も格別です。
今回、その辺に転がってる板を使ったらきっと怒られるだろうなと思い、板を入手するためにかまぼこをスーパーで買いました。

レシピ画像

作り方

  1. 材料の下ごしらえ
    アルピナウォーターで昆布出汁を作り、バットなどに入れて凍らせておきます。
    魚は皮を剥がし身だけにします。小骨もきれいに取ります。魚は可能な限り低温を維持する必要がありますので、手早く行いましょう。
  2. 魚を刻んで洗う
    包丁で細かく刻み冷水で2,3度洗ってから、氷水に10分ほど置きます。ふきんや丈夫なキッチンペーパーで絞るように水分をしっかり切ります。
  3. すり身を作る
    ここで水を切った魚の重さを計り、調味料等を計量します。
    凍らせた昆布出汁は包丁などでざくざくとカットします。
    全部の材料をフードプロセッサーにかけ、少しすると急にもったりしてきます。これがすり身の出来上がりの合図です。
    フードプロセッサーがない場合はすり鉢でひたすら摺ります。
    出来上がったすり身にもうひと手間かけてすり身を裏ごしすると、よりきめ細かいかまぼこになります。今回は省略します。
  4. 成形
    すり身をまな板に薄く伸ばし広げたたものをヘラや包丁などで、かまぼこの板に少しずつつけていき、最終的にかまぼこの形にします。
    難しければざっくり盛り付けて最後に成形しても良いでしょう。
  5. 蒸し
    蒸し器で20〜30分ほど蒸します。蒸し上がったら板を上にして氷水で20分ほど冷やして出来上がり。
    今回はすり身を蒸してかまぼこを作りましたが、揚げるとさつま揚げ、棒に巻いて焼けばちくわになります。すり身が余ったらぜひ作ってみてください。

材料

白身魚
※今回は真鯛を使用しました。
150g程度
2%
砂糖
3%
みりん
2%
昆布出汁
20%
適量

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。