アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2020.11.24 written by Hajime Yokoe

Vol.079
大根だけあれば幸せ。
ふろふき大根と大根の皮のきんぴら

寒くなってきたらおでんが食べたくなります。特に大根。
かといっておでんは色々と食材が必要でちょっと面倒。
そんなときはふろふき大根がおすすめです。大根といつも使ってる調味料があればできちゃいますから。
大根は皮をぶ厚く剥きますが、それがどうももったいなく感じてしまうので、皮はきんぴらにしましょう。

レシピ画像

作り方

  1. 大根の下ごしらえと下茹で
    3〜4センチほどの厚さで輪切りにして、皮を厚めにむき面取りをして、1センチほど隠し包丁を入れておきます。
    皮はきんぴらにしますので、捨てずにとっておきます。
    鍋にたっぷりの水と米を入れ、大根を入れたら火にかけます。沸騰したら弱火にして、竹串がすっと通るまでじっくり火を入れます。
    火が通ったら水にとってぬめりを落とします。
    いまさらですが、下茹では面倒くさかったら省略しても良いです。そのかわり、次の工程の煮込みをしっかりしてあげて下さい。
  2. 再度煮込む
    大根を再度鍋に入れひたひたの水とだし昆布を入れて火にかけます。
    沸騰直前で火を弱めて醤油を加えてそのまま蓋をしてコトコト沸騰させないように煮込みます。
    煮込んでいる間に次の工程で味噌ダレを作ります。
  3. 味噌だれを作る
    ○の材料を鍋に入れ、泡立て器でとろとろの状態になるまでよく混ぜます。
    弱目の中火にかけてヘラ等で混ぜながら弱火にかけて水分を飛ばしていきます。
    温まってきたら、焦げ付いたり卵黄がダマにならないように混ぜるテンポを上げて、
    ふつふつと沸いてきたら弱火にして練り込むようにひたすら混ぜ続けます。
    鍋肌にくっきりとした線が引けるようになったら最後にゆず果汁を加えます。
    器に大根を盛り付けて上に味噌だれをのせ、最後に刻んだ柚子の皮をの散らして出来上がり。
  4. きんぴらを作る
    フライパンに胡麻油を熱して、人参、大根の皮を軽く炒めてから酒を加えます。
    大根の皮がほんのり透き通ってきたら、●の調味料を加えます。
    焦げ付かないように混ぜながら煮汁がなくなるまで炒めたら、最後にごまを振りかけて出来上がり。

ふろふき大根の材料

大根
食べたいだけ
大さじ1〜2
だし昆布
10cm角くらい
○味噌
100g
○卵黄
1個分
○みりん
大さじ2
○酒
50cc
○砂糖
100g
柚子果汁
大さじ1
柚子の皮
少々

大根の皮のきんぴらの材料

大根の皮
150g程度
人参
1/3本
ごま油
適量
ごま
適量
大さじ1/2
●しょうゆ
大さじ1と1/2
●砂糖
大さじ1と1/2
●みりん
大さじ1

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。