アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2020.10.13 written by Hajime Yokoe

Vol.078
ずっしりがっしり! 
かぼちゃプリン

私の故郷の北海道では毎年10月になるとその年の初雪が降ります。初雪が降る直前には必ず、雪虫という小さな白い虫が、雪でも降っているかのようにたくさん飛び交います。
都会ではどうでしょう。10月も中旬を過ぎたあたりから仮装して歩いている人をよく見かけ、ハロウィーンの到来を知らせます。ただ、今年はどうでしょうか。
ハロウィーンといえば、古代ケルト人の宗教的な行事が発祥とされていますね。ハロウィーン=かぼちゃを連想しますが、本来はカブが正式のようです。これはハロウィーンがアメリカに伝わると、アメリカではカブの生産量が少なく、かぼちゃが大量に収穫されていたため、かぼちゃに変わり世界中に広まって定着したためのようです。
今回はカブではなく、かぼちゃでプリンを作ります。プリンは好みが大きく分かれるところですが、ずっしり系のプリンに仕上がります。

レシピ画像

作り方

  1. カラメルを作る
    鍋に砂糖とアルピナウォーター大さじ1(半量)を入れ火にかけます。
    鍋をゆすりながら煮詰めて、濃いめのきつね色になったら火を止めて、色がこれ以上濃くならないように残りのアルピナウォーター大さじ1を加えます。このとき、はねるので十分に気をつけて下さい。
    型に薄くバターを塗り、カラメルを流し入れ、底全体に広げます。
  2. かぼちゃの仕込み
    かぼちゃは皮と種を外して適当な大きさにカットします。
    耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で4~5分加熱します。硬さが残るようでしたら、追加で加熱してください。
    熱いうちにフォークの背などでかぼちゃを潰して、シナモンパウダーを加え混ぜます。
  3. プリン液を作る
    ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を加えよく混ぜます。
    鍋で沸騰直前まで温めた牛乳と生クリームを、割りほぐした卵の中にかき混ぜながら少しずつ加えます。
    ラム酒も加え再びよく混ぜます。
  4. かぼちゃとプリン液を混ぜる
    2で仕込んだかぼちゃの入った容器に少しずつプリン液を加えて、かぼちゃと良く混ぜ合わせます。分離しないようにしっかりと混ぜてください。
    ザルなどで2~3回丁寧に濾して、なめらかになったら、カラメルを入れた型の上に流し入れます。
    軽く叩き空気を抜きます。
  5. オーブンで焼く
    予め160度に余熱したオーブンの天板に乗せて、天板に熱湯を張り1時間程度じっくりと湯煎焼きにします。
    焼き上がったらオーブンから出して、あら熱を取り、ラップをかけて冷蔵庫でよく冷やしたら出来上がり。

材料(18cm角型)

かぼちゃ(皮と種を含まない)
300g
5個
砂糖
100g
牛乳
200cc
生クリーム
200cc
シナモンパウダー
適量
ラム酒
大さじ1
バター
適量
<カラメル>
 
砂糖
80g
アルピナウォーター
大さじ2

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。