アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2020.3.25 written by Hajime Yokoe

Vol.071
爽やかな酸味とほのかな苦味 
オレンジピール

一般家庭ではオレンジの皮なんてポイと捨ててしまうのが当たり前。でも、この捨ててしまう皮を使ったお菓子もあるんです。そして結構お高い。
今回はオレンジの皮を使って柑橘の豊かな酸味とほろ苦さの効いたお菓子を作ります。何度も煮込んで面倒ですが材料はたった3つだけです。
オレンジだけではなく、レモンや甘夏など、季節の柑橘の皮で作るのも色々な風味が楽しめます。そのまま食べるのはもちろんのこと、チョコがけにしたりパン生地に混ぜても柑橘の風味が良いアクセントになります。

レシピ画像

作り方

  1. 材料の下ごしらえ
    まず、使用する柑橘類は防カビ剤を使用していないものを選びましょう。
    オレンジは4つ切りにし実を剥がします。実は使用しないので食べるか冷蔵庫で保存します。
  2. 皮を茹でこぼす
    テフロン加工された鍋かホーロー製の鍋に皮とひたひたになるくらいのアルピナウォーターを入れて火にかけ15分程度煮込んで茹でこぼし、粗熱を取ります。
  3. わたを取る
    スプーンなどで皮についたわたをこそげ取ります。強くやると皮がちぎれてしまいますので優しくやるのがポイント。わたがとれたら、適当な幅にスライスします。
  4. 再度茹でこぼしてまた煮込む
    もう一度ひたひたのアルピナウォーターを入れ15分程度煮込んで茹でこぼし、水気をしっかりときります。
    ここで皮の重さを計量し、その重さの6割のグラニュー糖とひたひたのアルピナウォーターで水気がなくなりとろみが出てくる程度まで煮込みます。
  5. オーブンで加熱する
    天板にオーブンシートを敷いて、水気をきった皮を重ならないように広げ、100度で20分程度加熱します。
    粗熱が取れたら、バットに広げてグラニュー糖をまぶし、冷蔵庫で一晩ほど入れて乾燥させたら出来上がりです。

材料

オレンジの皮(他の柑橘類でもOK)
適量
グラニュー糖
適量
アルピナウォーター
適量

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。