アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2017.4.24 written by Hajime Yokoe

Vol.036
自家製が飲みやすい!アーモンドミルク

最近、スーパーでもよく見かける、アーモンドミルク。
てっきり牛乳が入ったアーモンド・オレだと思い込み、間違えて買ってしまいました。脳内で想像している濃厚で甘いアーモンド・オレの味と、実際の味があまりにもかけ離れていてちょっぴり悲しい気分になりました。
アーモンドミルクは砕いたアーモンドに水を加えて砕いて濾したもの。いわゆるアーモンドの出汁みたいなものです。
ここ数年アメリカでは牛乳や豆乳よりも健康に良いと言われ、爆発的に普及しました。牛乳を飲むとお腹がゆるくなってしまう方もアーモンドミルクなら大丈夫。市販のものよりも自家製のもののほうが圧倒的に美味しいので、ぜひ挑戦してみて下さい。

レシピ画像

作り方

  1. アーモンドを一晩ほど漬け込みます
    アーモンドをアルピナウォーターに一晩ほど漬け込みます。
    生のナッツ類にはプロテアーゼインヒビターと呼ばれるタンパク質分解酵素阻害物質が含まれており、この物質の作用により勝手に発芽しないようになっています。
    この物質は水に溶けやすい性質があるため、一晩ほど水に漬けて取り除いてしまいましょう。漬け込んだ後の水はもったいないですが捨ててしまいます。
    加熱処理されてあるアーモンドは熱でタンパク質分解酵素阻害物質は除去されていますので漬け込む必要はありませんが、アーモンドを柔らかくする意味でも2-3時間程度は漬け込んで下さい。
  2. ミキサーで砕く
    アーモンドとアーモンドミルク用の新しいアルピナウォーターをなめらかになるまで、ミキサーで砕きます。
    パワーブレンダーで一気に粉砕するのが短時間で済みます。多少時間はかかりますが、通常のミキサーやハンドブレンダーでも滑らかにすることは可能ですのでご安心下さい。
  3. 濾します
    なめらかになったら、ガーゼなどを使用して濾します。最近はギュッと絞っても破れない頑丈なキッチンペーパーがあるので、それを利用しても良いでしょう。
    絞ってたまった液体がアーモンドミルクです。そのまま飲めますが飲みにくい場合は蜂蜜やメイプルシロップを加えると飲みやすくなります。
    濾した後のカスはシリアルやクッキーを作るときなどに混ぜ込んでしまい、食べてしまいましょう。

材料

アーモンド(できれば生のもの)
1カップ
アルピナウォーター(漬けておく用)
400cc
アルピナウォーター(アーモンドミルク用)
400cc

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。