ダイエット中の水分の摂りすぎは体内に水分を溜めて逆効果になることがあります
ダイエットするときには、水分をたくさん摂ると良いといわれることが多いです。
それは体内の老廃物や不純物を出すようにしていき、代謝を上げて痩せやすい体を作るためといわれています。
確かに水分補給は必要ではありますが、1日に人に必要な量は決まっているので、摂りすぎると逆効果となる場合があります。
また、食事によっても、体に水分を溜めやすくなることもあるので、ダイエットするには食事にも気をつけないとなりません。
目次
水分の摂りすぎはダイエットに逆効果になります
水分を摂りすぎると逆効果になる場合もありますが、それはダイエットにも悪影響を与えます。
水分摂取を必要以上に行なうと、体に余分な水分を溜めてしまうこともあります。
それはむくみとなって現れてしまい、むくむと体重が増えるばかりでなく、代謝を下げて体の機能を低下させますので、太りやすい体にして、ダイエットの効果が出にくくなってしまいます。
体に水分を溜めないような食生活をしましょう
いくら水分を沢山飲むのがダイエットに良いからと言っても、必要な量があり限度があります。
食生活や水分の取り方でも、体に水分を溜めるかどうか違ってくるので、水分を溜めないような食生活をしていきましょう。
1日に必要な水分の量は決まっています
人間の体に必要な水分の量は、1日に2リットルから2.5リットルといわれています。
誰であっても食事もするので、食べ物にも水分は含まれており、食べ物からも水分摂取はできます。
このために、1日に飲み物として補給する水分は、1.5リットルから2リットルを目安に飲むべきといわれています。
これは人によっても若干変わってきて、体重の多い人ほど、目安の量も多くなり、体重が少ないと逆に少なくなります。
目安としては体重の4%のお水を1日の飲むようにして、40kgのひとならば1.6リットルとなります。
またお水などを飲むときは一気に大量に飲まずに、少しずつこまめに飲むようにします。
一気に沢山お水を飲むと、体で吸収できない分のお水は、そのまま尿として体外に排出されます。
せっかく水分補給しようと思っても、その分は無駄になるので、こまめにお水は飲むようにすべきです。
⇒ダイエットと水分不足の関係については、こちらの記事【保存版】寝る前にお水を飲むとダイエットに効果があるって本当?をお読みください。
お水の摂りすぎは体の機能不全を起こさせます
飲み物を必要以上に飲むようになると、胃が痛み調子が悪くなり、胃に常に飲み物が溜まり、ぽちゃぽちゃ音がする、などの症状が出てきます。
このような状態になると、あきらかに水分の摂りすぎです。
水分で胃液が薄くなっているので、消化機能が低下します。
また、水分摂取が多いと、体に入ってきた水分を処理しようと、肝臓はフル稼働します。
肝臓がフル稼働すると、処理できない水分が出てきて、これは体内に残りむくみに繋がります。
水分が体に多くなると、余分な水分で体が冷えやすくもなるので、冷え性にもなりやすいです。
また胃壁にもダメージを与え、胃壁がボロボロになる方もおり、このようになるとお肌などにも良くありません。
できるだけトイレに多く行く、運動を行ない汗を出すなどして、体にある余分な水分を出さないとなりません。
塩分の多い食事は体に水分を溜めやすくします
体に水分を溜めやすくするのは、お水などを飲み過ぎる他にも、塩分の多い食べ物を多く食べるということもあります。
特に加工食品などは塩分が多いので、そのような食事ばかりすると、1日に必要な塩分よりも多くの塩分を摂ることとなります。
実は、塩分を沢山摂取すると、体の中では塩分濃度が高まるので、塩分濃度を薄めようと、体の中に水分を溜め込むのです。
そうして体の中に水分を溜めると、それはむくみとなり、むくみとなった分は体重増加します。
体の中に水分が多いと、代謝も下げますので、やはりそれは太りやすい体にしてしまうのです。
日頃から自炊する、塩分の少ない減塩の食材や調味料を使う、料理の味付けは薄くしておく、野菜などを多く食べるなどして、摂取する塩分を少なくしていきましょう。
尿や汗を多く出すようにしましょう
もしも水分を取りすぎて、それがむくみを起こし、ダイエットに逆効果となっているならば、体から水分を出すようにしていきます。
それは尿や汗を出すことにより、体の余分な水分を排出できます。
汗を出す方法としては、運動を沢山行なうようにする、お風呂にゆっくり入るなどのことがあります。
また1日にトイレに行く回数が少ない方は、体に水分を溜めやすいので、出来るだけ多くトイレには行きましょう。
利尿作用のあるお茶などを飲むと、トイレにも行きやすくなります。
ダイエット中は適度にお水を飲みましょう
ダイエットには水分を沢山取った方が良いですが、それは限度があります。
水分の取り過ぎも逆効果となりますが、不足するぐらい取らないのも逆効果となるので、必要な分のお水は飲むようにしましょう。
⇒お水ダイエットで効果が出るまでの期間については、こちらの記事水分補給ダイエットの効果が出るまでの期間は?をお読みください。