睡眠中には水分補給はできないためダイエット中も寝る前に水分補給をしましょう
ダイエットでもぐっすり眠って熟睡すること、そして睡眠中に水分不足にならないようにすることは大切です。
睡眠は身体を休めるために行うことと考える人が多いですが、良質な睡眠を摂ることは効率的に脂肪を燃焼させることができます。
このために、ダイエットを行うならば食事や運動と同じく睡眠についても考えないとなりません。
眠っている間には水分補給はできないので、寝る前にはお水を飲むようにします。
目次
睡眠中は500mlほどの水分が身体から失われます
眠っている間には、人は汗をかき呼吸を行うので、これによって身体から水分が失われます。
眠るという身体を動かさない状態ではありますが、その間も水分は身体から失われるのです。
平均しておよそ1回の睡眠で、約500mlの水分が身体から失われるといいます。
このために、眠る前には1杯程度のお水を飲んで水分を確保しておくのです。
飲み物によっても効果が違います
眠る前に飲み物を飲むのは、水分補給などの意味があります。
ただどのような飲み物を飲むかでも、身体への効果が違ってきます。
そのために、目的に合わせて飲み物を選ぶと良いでしょう。
1杯程度のお水を飲みます
もっとも一般的な飲み物と言うとお水があります。
お水を飲むならば水道水でも良いですが、水道水にはカルキや塩素が入っており、また美味しいとは感じないことも多いです。
そのために、ピュアウォーターなどの市販の何も含まれていないお水を飲んだ方が、塩素など入っていないので良いでしょう。
ただし、眠る前にジュースやアルコールは飲まない方が良いです。
ジュースは糖分が入っているためカロリーを摂取してしまい、また歯を磨いてから飲むと虫歯を誘発する危険もあります。
アルコールは、肝臓など身体に負担をかけ、飲みすぎると二日酔いになることもあります。
眠りやすくするために、アルコールを飲んでから寝る方もいますが、これは良くありません。
アルコールを飲むと眠りを浅くしてしまい、睡眠の質を落としますので、寝る前の飲み物としては適していないのです。
白湯は身体を温めます
白湯はお水をヤカンなどで沸かして、少し冷ました飲み物です。
朝起きたときに飲むのも良いですが、寝る前に飲んでも身体によい効果を与えます。
白湯はお湯なので、飲むと身体を温める効果があります。
内臓や胃腸を温め、全身の血流が良くなり、脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエットには良い効果を与えるのです。
内臓を温めてくれますので、内臓が活発に動くようになり、食べ物を消化しやすくなる、身体の余分な水分も出しやすくなりむくみ予防にもなります。
もしも白湯を寝る前に飲むなら、作り方はとても簡単です。
お水を用意しヤカンなどに入れて火をかけて沸騰させます。
沸騰したらそのまま10分間ぐらい火を止めずにそのままにしておき、時間が経ったらできあがりです。
そして火傷しないように注意し、カップに移して飲みましょう。
お水で薄めることはせず、火傷しない程度に冷まして飲むようにします。
炭酸水は胃腸を整えデトックス効果があります
炭酸水も白湯と同じく、身体に良い効果があります。
炭酸水は飲むと胃を刺激し、満腹感を与えますので、眠る前に飲むと寝る前に何かを食べることも防いでくれます。
炭酸の刺激は満腹感を与えるばかりでなく、胃腸を元気にしてくれる効果もあるのです。
その結果として消化機能が高まり、代謝を上げます。
胃腸の調子が整っていくと、活発に胃腸が動くようになり、尿や便の排泄をスムーズにする、お腹に溜まったガスも出しやすくするなどと、排泄機能を改善する効果も見込めるのです。
身体に余分なものを出しやすくするので、ダイエットしているなら、適している飲み物といえるでしょう。
ただ蛇口をひねっても炭酸水は出てきませんので、炭酸水を作る家庭用機械を買う、市販の炭酸水を買うなど、一手間かかるのがデメリットです。
市販の炭酸水だと、口を開けると次第に炭酸が抜けていく、ということもあります。
睡眠の妨げにならない程度の量を飲みます
寝る前には水分不足を防ぐなどの目的で、飲み物を飲むようにします。
ただそれは眠っている間に失われる水分を、あらかじめ補っておく目的で飲むのです。
そうして水分を補いぐっすりと眠れるようにしておきます。
このために、失われた水分程度の量を飲むようにして、睡眠を妨げるほど飲んではいけません。
たくさん飲みすぎて睡眠中に何度も起きてトイレに行く、飲みすぎてお腹が苦しくなってなかなか眠れない、ということでは本末転倒です。
目安としては、コップ1杯程度のお水を飲むぐらいで良いでしょう。
⇒ダイエットと水分不足の関係については、こちらの記事【保存版】寝る前にお水を飲むとダイエットに効果があるって本当?をお読みください。
ダイエット中も寝る前にお水を飲んで水分不足を予防しよう
眠る前にはコップ1杯程度の水を飲むと、水分不足を防いでくれます。
それはダイエット中でも同じことであり、ぐっすりと眠るためにも、眠る前にお水を飲むようにしましょう。