ダイエット中の水分の正しい取り方はこまめに飲むことです
ダイエット中の水分補給は血流を良くして代謝を上げ、老廃物を排出して脂肪燃焼を促すのに効果的です。
大量の水を一気に飲むと体に負担がかかるので、1日数回に分けて少しずつ補給しましょう。冷たいお水は内臓を冷やすので常温か白湯がおすすめです。
お水の中でも硬水はミネラル含有量が多いですが、お腹を壊すことがあります。
またカルキを含む水道水よりも、不純物がほぼないピュアウォーターが体には優しいので、水分補給には適していると言えます。
目次
ダイエット中の水分は1日1.5Lを目安に、効果的なタイミングで飲みましょう
水分補給では、一気に飲むと内蔵機能を低下させダイエットの効果を低下させます。そのため、こまめに少しずつ水分を補給していくようにします。
また以下のようなタイミングで飲むと、効果的です。
起床時
眠っている間は水分補給できず汗をかくので、朝起きたらお水を飲みます。
食事前
満腹中枢を刺激し食べすぎ防止に役立ちます。
入浴前後
汗をかき発汗を促すためにも、入浴前と後にお水を飲みます。
就寝前
眠っている間は水分補給できないので、眠る前にお水を飲みます。
こまめに飲むことが大切です
一度に大量のお水を飲むと水中毒を引き起こすことがあります。
水中毒とは、大量の水を飲むことで血液中のナトリウム濃度が薄くなり、低ナトリウム血症の状態になることを言います。筋肉や内臓にむくみが出たりして、命に関わる場合もあるのです。
またまとめて飲むと、すぐに満腹感を感じお腹も苦しくなってしまいます。コップ1~2杯ずつ飲むようにし、1回の摂取量に注意しましょう。
ダイエットの水分の取り方は1日1.5Lを目安に飲みましょう
人は1日に2Lから2.5Lの水分を排出します。それを補うためにも水分補給は必要です。
ただ食事から0.5L程度の水分補給はできますので、残りの1.5L程度の水分を1日で補給するようにします。
お水を飲むことの効果
お水を飲むと体内の新陳代謝が良くなり、胃腸にも水が集まります。便に水分が含まれて軟らかくなるので、便秘の改善にも効果的です。
更に乾燥肌などの肌トラブルは、体内で水が不足しているせいで起こります。
お水を飲むことで肌にも潤いが生まれるので美肌効果が期待できるでしょう。
体内の水の巡りが悪いとむくみやすくなります。
水分補給により血液循環によくなり、老廃物が排出されてむくみ緩和にもつながるのです。
肥満の原因の一つが、基礎代謝が低下し、エネルギー消費を妨げることです。
お水を飲むことで体内循環が良くなるので代謝機能が上がります。
熱が生成されて脂肪燃焼しやすくなるのでダイエット効果も期待できます。
水分補給のお水は常温以上の温度のお水や白湯がおすすめです
水分補給としてお水を飲むならば、常温以上の温度のお水がおすすめです。冷たいお水は飲むと身体を冷やして、体温を戻そうとエネルギーを使いますが、身体が冷えるので代謝を下げてしまいます。
冷たいお水は内臓などを冷やすので、内蔵機能も低下させます。食事の際も、サラダなどの生のままの野菜は体を冷やしてしまいます。このためにお水を飲むならば、常温のお水や白湯が良いでしょう。
特に冬やクーラーの効いた部屋などで、身体が冷えるようなときは常温以上のお水を飲みます。反対に冷たいお水を飲むと、余計に身体を内側から冷やしてしまい、冷え性などになる可能性もあります。
白湯にすると、身体を温める効果もあります。副交感神経を優位にしてリラックスさせるなどありますので、眠る前などに飲むのに適しています。
水筒などに入れておくと、いつでも手軽に飲めて良いです。
水分補給ではジュースやアルコール以外の飲み物を飲みます
水分補給しようと思っても、ジュースやコーヒーなどは適していません。
ジュースには糖分が含まれているためカロリーを摂取することとなり、コーヒーはカフェインを含み利尿作用があるため、余計に身体から水分が失われます。
同じくアルコールも利尿作用があり、更に水分補給として毎日飲んでいると肝臓に負担をかけて良くありません。
飲むならば、何も含まれていないお水が適しています。
お水でも硬水と軟水があり、日本のお水はほとんどが軟水なので、日本人としては軟水の方が飲みやすいと感じるでしょう。軟水の方が口当たりがまろやかで、日頃から慣れているので飲みやすいのです。
慣れていない硬水を飲むと、お腹を壊すこともあります。水道水でも良いですが、カルキや塩素を含んでいますので、それよりはピュアウォーターなどの、何も含まないお水の方が身体には良いでしょう。
飲料水としてミネラルウォーターは便利です
ミネラル豊富なミネラルウォーターは体に必要なミネラルを補える上に、水道水よりも美味しいのが特徴です。またミネラルの含有量により、硬水と軟水どちらかが選べます。
軟水は1ℓにつき硬度120㎎未満とミネラルが少なく口当たりがまろやかで飲みやすいのが特徴です。逆に硬水は1ℓにつき硬度120㎎以上とミネラルを多く摂取できます。
口当たりを楽しんだりミネラル成分を気軽に摂取したりしたい方は、ミネラルウォーターがおすすめです。
運動したときは多めに水を飲みましょう
日頃から1日の目安量の水分補給をしていても、ダイエットで運動するならば、多めに水分補給します。
運動するとたくさん汗をかきますので、余計に身体から水分が失われていきます。この失われた分を補給するために、多めに水分補給をするのです。
運動するならば、運動する前から水分補給して、運動後もお水を飲むようにしましょう。このときも一気に水分補給するのではなく、こまめにお水を飲むようにします。
やはり冷たいお水は身体を冷やしすぎるので、常温のお水を飲むのが良いでしょう。また運動すると身体から塩分が失われ、さらに筋肉が疲れます。
このために、何も含まないお水を飲んでも構いませんが、スポーツドリンクや経口補水液などを飲んでも良いでしょう。
ただしこのような飲み物は糖分も多く含まれてカロリーも高いです。
摂取カロリーが多いと脂肪がつきやすいので、カロリーが心配ならば、糖分を含まないスポーツドリンクを手作りして飲むという方法もあります。
喉が渇いたときは、既に身体から水分が失われているサインです
朝起きたときや入浴時など、そのタイミングを見計らって水分補給するのは良いことです。
その他にも、日頃から喉が渇いたと思ったならば、そのときにお水を飲みましょう。ただ喉が渇いたと感じるときは、既に体内から水分が失われている状態です。
そのためできることならば喉が渇く前に、こまめに水分補給した方が良いでしょう。
たとえば、帰ってきたら1杯のお水を飲む、休憩時には1杯のお水を飲む、などと日頃から水分補給する習慣をつけると、喉が渇くのを防げます。
⇒ダイエットと水分不足の関係については、こちらの記事【保存版】寝る前にお水を飲むとダイエットに効果があるって本当?をお読みください。
(まとめ)ダイエット中の水分の正しい取り方とは?
ダイエット中の水分の取り方は「お水をこまめに飲む」ことで、代謝を促し老廃物を排出しやすくなります
ダイエット中は起床時や食事前、入浴前後などのタイミングで少量ずつこまめに水分補給することが大事です。一度に大量の水を飲むと水中毒になることもあるので注意しましょう。
ダイエット中の水分補給は代謝を上げて脂肪燃焼を促す、便秘改善や美肌効果など様々な効果をもたらします。水分補給は白湯や常温のお水が体に優しいのでおすすめです。
また喉の渇きを感じたときは既に体が水分不足の状態に陥っています。喉が渇く前に水分補給をする習慣をつけましょう。