唇の渇きやすい人は水分不足の可能性があります


唇が渇きやすくて、すぐにかさついてしまう、リップクリームが手放せないといった悩みを抱えている人はいませんか?

もしこのような唇が渇きやすい人がいれば、体内の水分不足の起きている可能性があります。

とくに冬場になると唇が渇きやすいという人はいませんか?

その場合には水分不足の可能性は高いでしょう。

夏場はこまめに水分補給する人でも、冬場はのどが渇きにくいので水分補給量の減るケースが多いからです。

唇はもともと水分不足になりやすい

唇はもともと皮膚がそれほど厚くはないです。

このため、唇はほかの部位と比較して外部からの刺激を受けやすい傾向があります。

プラスして汗腺や皮脂腺もないですから、皮脂を分泌することで潤わせることもできません。

このため、唇はもともと水分不足を起こしやすいパーツだと思った方がいいでしょう。

唇のかさつきを防ぐには水分不足予防が大事

唇のかさつきは水分不足によってもたらされることが多いです。

ということは水分補給をいかにうまく行うかが、潤いのある唇を維持するためのポイントです。

水分不足対策のためのすぐにでもできるポイントについて紹介します。

食事で水分補給を心がけること

水分不足対策には、こまめな水分補給が大事です。

こまめにコップ一杯のお水を飲むように心がけることが重要です。

そのほかにポイントになるのが、食事の際の水分補給にもあります。

食事をするときにお味噌汁やスープなどを飲んでいますか?

食事の際にこのようなみそ汁やスープをなるべく毎食飲むように心がけるのがおすすめです。

みそ汁やスープの中には水分のほかにも中に入っている食材の成分も同時に摂取できます。

とくに野菜の入っているスープ・みそ汁はおすすめです。

というのも野菜の9割は水分で構成されているといわれるくらい、水分が豊富だからです。

スープの水分だけでなく、野菜にもともと入っていた水分も同時に摂取でき、効率的といえるでしょう。

温かい飲み物で補給するのならハーブティがおすすめ

夏場は冷たいお水で水分補給するのもいいかもしれません。

しかし厳しい寒さの冬場に、冷たい飲み物を摂取するのは…という方も多いでしょう。

その場合には温かい飲み物で水分摂取するのもおすすめです。

この時コーヒーや紅茶、緑茶による水分摂取はおすすめできません。

というのもいずれもカフェインが配合されているからです。

カフェインには利尿作用があるため、逆に体内から水分がどんどん出ていってしまうのです。

ですからカフェインの含まれていない、温かい飲み物で水分補給しましょう。

そのためにおすすめなのは、ハーブティです。

ハーブティにはカフェインが含まれていないため、尿意を催す心配もありません。

またハーブティーにはハーブの種類によって水分補給以外の効果も期待できます。

カモミールであれば気持ちを落ち着けることができるといわれていますし、レモンジンジャーは体を温める効果があるといわれています。

さらにローズヒップなどは美肌効果があるといわれているので、スキンケアも同時に行いたい人におすすめです。

そのほかにもローズヒップには疲労回復効果も期待できるといわれていますから、最近疲れている、よく眠っても疲れが残っているという人が飲むといいでしょう。

唇の乾燥のひどいときにはスポーツドリンクで素早く水分補給

唇の乾燥がひどくて困ったことはないですか?

とくにエアコンのきいた部屋で仕事を1日中行っていると、どうしても唇が乾燥しやすくなります。

もしすでに唇が乾燥しているのであれば、水分不足が結構進んでいる証拠です。

このような場合には、スポーツドリンクがおすすめです。

スポーツドリンクは通常のお水と比較して、スムーズに体内に水分を吸収できるようになっています。

しかし中にはスポーツドリンクには糖分が含まれているのでちょっと…と思う人もいるでしょう。

その場合近頃のスポーツドリンクの中には、カロリーオフのものもあります。

こちらを飲んで唇のかさつきや水分不足を速やかに解消しましょう。

唇の渇いているときになめるのはNG


唇がかさついたときに、舌でなめようとする人もいるでしょう。

この唇を舌でなめる癖のある人は、これは唇のかさつきの原因となっている可能性があります。

唇が渇いているときに舌でなめると、唾液によって一瞬潤ったような感じがするかもしれません。

しかししばらくすると唾液も蒸発してしまいます。

その時に唇に含まれている水分も一緒に蒸発する可能性が高いです。

このため、結果的に帰って唇が余計に乾いてしまう恐れがあるわけです。

唇の渇きを抜本的に解決するためには水分補給をしましょう

このように唇が渇くのには水分不足が密接にかかわっています。

夏場はもちろんのこと、あまりのどの渇きの感じない冬でも意識してこまめに水分補給を心がけましょう。