水分不足による運転は飲酒時のドライブと同等の危険性があるといえます
飲酒運転が危険なものであると世間でも広く認知されていますし、罰則も厳しくなりました。
実はこの飲酒運転と同様の危険性を持っているとされるのが、水分不足の中でのドライブです。
私たち人間の大半は水分によって構成されています。
水分が失われると、さまざまな機能低下を引き起こします。
ごく軽度の脱水状態でも集中力が低下して、運転中に正しい判断のできなくなる恐れがあるのです。
このため、ケアレスミスによる交通事故を引き起こす可能性につながります。
目次
2%の水分不足でも運転に深刻な影響が
水分不足が起きると正しい判断ができなくなって、運転ミスを起こす可能性があります。
ちなみに体内の水分が2%でも失われると、運動能力が低下してしまうといいます。
3%失われると、強いのどの渇き以外にもぼんやりとして集中力が低下してしまうのです。
10%以上失われると、死に至ることもありうる状況です。
このように見ても人間にとって水分の摂取がいかに重要かおわかりでしょう。
運転中に水分不足に陥らないための対策
このように長距離運転する際には水分不足に陥らないような対策を講じる必要があります。
こまめに水分補給をする必要がありますが、渋滞などに引っかかると自分の思うように飲み物が飲めなくなるかもしれません。
そこで長距離ドライブする際の水分摂取の方法について紹介します。
出発前に計画を立てること
長距離運転する際には、前もって運転ルートを決めることです。
とくに長期休暇の時に渋滞する可能性もありますので、思い通りに水分補給できない可能性もあります。
そこで高速道路に乗る際には、どこにサービスエリア・パーキングエリアがあるかチェックしておきましょう。
ちなみに一般的な高速道路では、サービスエリアは約50km・パーキングエリア15kmごとに設置されています。
この距離を目安にどこで休憩を取ればいいかの参考にしておきましょう。
おすすめなのは早め早めに休憩を取って、水分補給することです。
というのもとくに混雑時、サービスエリアやパーキングエリアも満車で休憩できないこともありえます。
サービスエリアやパーキングエリアの時には水分補給のほかにもトイレを済ませておく、最新の道路情報を確認するなども行っておくといいでしょう。
行きよりも帰りに余裕のある運転計画を立てましょう
帰りの時には、運転計画を行きと比較してゆとりのあるものにするのがおすすめです。
ビジネス・レジャー・帰省、どのような目的で運転した場合でも行きと比較すると帰りの方が疲れのたまっている傾向が強いでしょう。
ですから水分不足にプラスして疲労によって、注意力散漫になる可能性が高いです。
このため、こまめに休憩をとるようなスケジュールを考えた方がいいです。
こまめに休憩を取って、そこでストレッチなどで体を動かす、水分補給を心がけるなどの対処を講じましょう。
途中の休憩時間のことも想定して、計画は行きと比較して時間的に余裕を持たせることも重要です。
長めの休憩時間を作って、そこで仮眠をとるといった方法も考えてみるといいでしょう。
家族連れの運転時には子供の脱水症状にも注意
帰省やレジャーにて、家族連れで長距離ドライブをすることもあるでしょう。
このような場合、小さな子供がいる場合には子供の水分不足対策をする必要があります。
日差しの強くなる夏場には、チャイルドシートに座っている子供に直射日光の当たってしまうこともありえます。
その結果、大量に発汗し、脱水症状に陥ってしまう恐れがあるのです。
ですからチャイルドシートの横に座っている人が、子供の様子をしっかりチェックしましょう。
こまめに水分補給をするように心がけるほかにも、サンシェードやタオルなどを窓にかけて日光が直接入り込んでこないようにケアすることも大事です。
またチャイルドシートには金具も使われているでしょうが、直射日光が長時間当たるとそこが異常発熱する恐れがあります。
乗車の際にやけどをする危険性もありますので、この点にも注意が必要です。
夏場にエアコンをつけていても脱水を起こす可能性も
夏場、長時間車内にいると冷房をかけっぱなしにするケースもしばしばあります。
そのような環境の中にいたら、そんなに汗をかかないので、水分不足にはならないだろうと思っている人もいるでしょう。
しかしその油断が危険なのです。
冷房を長時間かけ続けていると乾燥しやすくなって、むしろ水分不足に陥りやすい状態にあります。
ですから夏場の長距離ドライブには汗をかかなくてもこまめに水分摂取をした方がいいです。
長距離運転する際にはこまめな水分補給をしましょう
水分不足の状態で運転している人も多いですが、それは実は飲酒運転と同じくらいに危ないことであるとはあまり知られていません。
とくに長距離ドライブをするときや長期休暇など混雑するような状況では、こまめに水分摂取することを心がけましょう。