夜泣きの原因のひとつに水分不足があげられます


赤ちゃんが夜泣きする原因はいくつも挙げられますし、特に理由がなくても夜泣きするようなことも珍しくありません。

オムツが汚れている、寝付きにくいといった理由で夜泣きしてしまうこともありますが、実は水分不足が原因で夜泣きしてしまうことも少なくありません。

水分不足と夜泣きに、いったいどのような関係があるのか不思議に感じてしまう方もおられるでしょうが、赤ちゃんが水分不足になってしまうと喉が渇いた違和感などで目が覚め泣くことがあるのです。

喉が渇いた違和感で目覚める

大人でも夜中に喉が渇いて目が覚めることはありますし、特に乾燥しやすい時期だとなおさらです。

自然と目が覚めてしまうこともありますし、喉が渇いていることから気分的にも嫌なものですよね。

大人ならお水を飲むなりできるのですが、言葉も話せず動くこともできない赤ちゃんは泣くしかありません。

喉が渇いた違和感で目が覚めてしまい、それを伝えるために夜泣きという手段を使っているのです。

⇒赤ちゃんに哺乳瓶で水分補給させる際のポイントを解説した記事はこちら

赤ちゃんが夜泣きしてしまう理由

言葉を話せない赤ちゃんにとって夜泣きは想いを伝えるコミュニケーションの一種です。

ここでは赤ちゃんが夜泣きしてしまう理由についてより深く掘り下げていきますから、赤ちゃんが夜泣きしてしまう理由を知りたいという方は、ぜひ最後まで目を通してください。

喉が渇いた違和感

先ほどもお伝えしたように喉が渇いてしまうと赤ちゃんは目が覚めてしまいます。

喉が渇くと違和感を抱いてしまいますし、水分が欲しいという本能が働いて夜泣きという行動に移してしまうのです。

大の大人でも喉が渇くと目が覚めてしまうことはありますし、赤ちゃんともなるとなおさらでしょう。

しかもそれを、言葉で伝えることができないのですから、夜泣きという方法を使うしかないのです。

もちろん、喉が渇いたという理由以外にもさまざまな原因が考えられるのですが、夜泣きの原因が喉の渇きにある可能性も否定できません。

赤ちゃんが夜泣きしているときにはいろいろな可能性を考えてあげる必要がありますし、もしかしたら喉が渇いてしまったのでは、と察知するのもパパやママの仕事です。

生活リズムが崩れている

生活リズムが崩れていると夜泣きの原因になってしまうことがあります。

人間は朝に起きて夜は寝るというのが自然な生活リズムなのですが、それが崩れてしまうとさまざまな弊害が生じます。

これは大人でもそうですし子どもでもまったく同じことが言えるでしょう。

昼の仕事しかしたことのない人がいきなり夜の仕事に飛び込み昼夜逆転の生活になってしまうと、最初はなかなかなじむことができませんし、ストレスを抱えてしまうこともあります。

赤ちゃんでも同じように生活リズムが崩れてしまうと寝つきが悪くなり、夜泣きをしてしまうことがあります。

朝に起きて夜眠るという基本的な生活リズムを整えることができれば、寝つきも良くなるでしょうし、夜泣きをすることも少なくなるのではないでしょうか。

可能性の一つとして覚えておきましょう。

怖い夢を見てしまった

恐ろしい夢を見て飛び起きた、という経験をしたことがある方は意外に多いのではないでしょうか。

大人でもこうしたことはよくありますし、怖い夢が原因で目が覚めてしまうことや寝付けなくなることは多々あるでしょう。

ただ大人なら、何とか気持ちを切り替えて眠ることもできるでしょうし、気分転換にお酒などを飲んでそのまま眠りにつけます。

しかしこれが、赤ちゃんとなると当然そのようなことはできませんし、怖い夢を見てしまうとそのまま目が覚めてしまいます。

怖い夢を見たことによるショック、寝付けなくなったことなどが重なって夜泣きになってしまうことです。

このようなときはママやパパが抱っこしてあげて安心させてあげるのが効果的でしょう。

パパやママの胸に抱かれればきっと安心して眠りにつけるはずです。

⇒赤ちゃんの水分補給量の目安を解説した記事はこちら

水分不足と夜泣きは密な関係にある


赤ちゃんの夜泣きにはいろいろな原因がありますが、水分不足による夜泣きならまだ対処のしようもあります。

なぜ、そもそも赤ちゃんが水分不足になってしまうのかですが、これにもいろいろな理由が挙げられるでしょう。

乾燥しやすい時期であることや、エアコンのせいで部屋が乾燥して喉が渇くことも考えられますし、必要なだけの水分補給ができていないことも考えられます。

水分不足になると夜泣きの原因になりますから、そうならないよう対処してあげましょう。

⇒赤ちゃんにルイボスティーを飲ませても問題ないのか解説した記事はこちら

赤ちゃんの夜泣き対策には適度な水分補給が大切です

赤ちゃんの夜泣き対策の一つとして適度な水分補給が大切ですから、赤ちゃんが水分不足になってしまわないように十分注意しましょう。

しつこいようですが、赤ちゃんは言葉を話すことができません。

パパやママがしっかりと赤ちゃんの状態を観察してあげることが大切です。

<参考文献>