消化不良は水分不足も関係します
食べ物を食べると、胃に入り、胃液によって食べ物を溶かして分解し、腸へと送っていきます。
胃液によって食べ物を溶かすので、食事中に飲み物を飲み過ぎると、胃液を薄めてしまい、消化不良になると言われています。
しかし逆に、堅い食べ物などを食べる時は、ある程度飲み物を飲むようにして、食べ物が胃まで流れるようにしてあげます。
特に餅など粘着性のある食べ物や、煎餅など堅い食べ物を食べるときは、飲み物を飲み水分不足にならないようにします。
水分不足以外も消化不良の原因はあります
水分は食事の時に摂りすぎても摂らなくても、消化不良に繋がります。
消化不良になる原因は、その他にもいくつかあります。
特にそれは胃に原因があり、暴飲暴食で胃を荒らしてしまう、お酒を沢山飲む、食生活が乱れている、外食など消化しにくい食事ばかりするなどあります。
消化不良になりやすい方は、総合的に胃をケアしていくようにします。
日常生活を改善し胃荒れを改善します
食事は飲み物に気をつける以外にも、食べ物にも気をつけるようにします。
消化不良を起こすと、胃に負担をかけるばかりでなく、食べたものも栄養として十分に摂取できなくなるので、体にも良くありません。
まずは日常の食生活を改善していきます。
暴飲暴食をしないようにします
飲み会などであれば、どうしてもお酒を飲む機会になります。
しかし多すぎるアルコールは、胃を荒らしてしまい負担をかけます。
特に空腹のままお酒を飲むと、ダイレクトに胃にアルコールが到達するので良くなくお酒を飲む前には、何か一品で良いので食べてから飲むようにしましょう。
香辛料など刺激の強い食べ物も、胃液の分泌を乱し、消化しにくくしてしまいます。
必要以上に沢山食べることも、胃に負担をかけます。
暴飲暴食をすることは、胃に負担をかけるばかりでなく、肥満にも繋がります。
良いことは何1つないので、食事の仕方や量に気をつけましょう。
もしもお酒を飲んだり、刺激のある食べ物を食べたりしたなら、次の日はそれらを口にしないようにな、胃を休める日をつくっても良いでしょう。
よく噛んで食べるようにします
消化不良にならないようにするためには、水分以外にも、良く噛んで食べることも必要です。
食べ物をそれほど噛まずに飲み込むことや、そのまま噛まずに飲む込むことは、食べ物を大きいまま胃に入れてしまいます。
大きな食べ物ほど、胃で消化するのに時間がかかり、消化不良になりやすくします。
食べ物を食べるときは、最低でも30回は噛んでから食べるのが良いと言われており、よく噛んで食べるようにしましょう。
あまり噛むような習慣のない方は、最初から食べ物を細かく小さくして食べると良いでしょう。
またはうどんやそばのような小麦粉を粉砕して作った食べ物も、消化しやすくなっています。
さらには、食べ物をスープや鍋にして煮たり茹でたりしても、消化しやすくなります。
このように、日頃から料理の仕方を工夫しても、消化を助けられます。
消化によい食べ物
消化不良を起こしやすいなら、食事の仕方や料理のしかた以外に、食べ物の力を借りる方法もあります。
特に、消化に良い食べ物として、大根があります。
大根にはアミラーゼなど、消化を促す酵素が沢山含まれるので、タンパク質やデンプンを分解する効果があります。
ただ、大根に含まれている酵素は熱を加えると失われてしまうので、加熱調理せず、大根おろしにするなどして食べると良いでしょう。
食事にしても、毎日3食きっちりと食べないといけないということはありません。
胃の調子が悪いと思うような日は、おかゆにするなど、消化しやすい料理にすると良いでしょう。
たとえばおかゆならば、大根おろしと一緒に食べるなど、工夫すると消化しやすくなります。
おかゆの他に、雑炊やうどんも消化しやすい食べ物です。
良く噛んで食べれば、さらに消化が良くなり、消化不良を防げます。
ただ胃の調子が悪いからといって、朝食を抜くなどは胃液だけを分泌させて良くないので、少しでも良いので、食べ物を口にするようにします。
食事の前に飲み物を飲みましょう
食事中は沢山飲み物を飲み過ぎるのは、胃液を薄めてしまい良くないと言われています。
そのために、のどを潤す程度にしておき、飲み過ぎないように気をつけましょう。
口が渇いていると食事をしにくいので、やはり潤す程度に飲むと良いかもしれません。
食事中にのどが渇くという方であれば、食事の30分前まで飲み物を飲むようにします。
食事前だと胃液を薄める心配もなく、胃に飲み物が溜まり満腹感を出して、食べ過ぎも防止してくれます。
食事中の飲み物はコップ1杯ぐらいに抑えましょう
食事中に飲み物を飲むなら、飲み過ぎは良くなく、コップ1杯ぐらいがベストです。
脂肪の吸収を抑えるウーロン茶なども良いですが、手軽に飲むならお水が簡単に飲めるので、お水を飲むようにしましょう。