代謝が悪いと汗をかきにくくなります
汗は人の体の温度を下げるために出る体液であり、発汗作用によって体温調節をします。
そして代謝とは、体で使われるエネルギーの事であり、人は体温維持や呼吸や筋肉維持や活動するために使うエネルギーなどの基礎代謝があります。
運動をしたり体温を維持したりするには沢山のエネルギーが必要であり、代謝されているので、代謝の良い人は汗を多くかき、逆に代謝の悪い人は汗をあまりかかないと言えます。
わかりやすいのが、運動をすると汗を多くかくので、運動すると代謝が良くなり汗をかきます。
代謝が悪い方でも汗を多くかく人はいます
代謝が悪い方でも、逆に体調によっては多く汗をかく人はいます。
冷え性の人なら、汗で体が冷えて体温が下がり、体内で排出できない水分を汗をとして出そうとします。
代謝が悪く太っている人は、体温を放出しにくく、汗を多くかいて体温を下げようとします。
運動不足で代謝の悪い人は、少し動いただけでも多くの汗をかきます。
このため、代謝が悪いから汗をかかないとは言い切れないです。
汗の状態を見て代謝を改善します
自分の代謝が悪いか良いかは、生活状態と汗の状態を見ます。
その上で、もしも代謝が悪いならば、改善するような生活を心がけるようにしましょう。
代謝の悪い人の生活習慣
代謝が悪いような人の生活習慣にはいくつか特徴があります。
食べ物に関しては、朝食を抜くことが多く、好き嫌いが激しく、甘い物が好きで、お菓子などを沢山食べます。
これは、体の中に余計な物を溜めこみやすくなり、そのために代謝を悪くしてしまいます。
運動不足の人も、血行が悪くなりやすいので、自然と代謝は悪くなってしまいます。
このような方は、血行が悪いので、顔色も悪く、他の人に顔色が悪いと言われたことがあるかもしれません。
体温が低い人も血行を悪くして、その結果として代謝も悪くします。
低血圧で朝起きるのが苦手な人、体温が低くて、平熱でも35度台の人などが当てはまります。
日頃から体温の低い人は冷え性にもなりやすく、少し気温が下がっただけでも体が冷えてしまい、血行を悪くして代謝も悪くします。
これらのことに日頃から当てはまるようならば、改善するのが良いでしょう。
汗の質も関係します
代謝が良いか悪いかは、汗を多くかくかどうかだけでは判断は出来ません。
汗にもべたべたした汗や、じんわりと流れる汗など、いくつかの種類があります。
そのために、自分の汗の質を見ると、代謝が悪いか良いかがわかります。
良い汗とはさらっとしていて、余分な体内の水分だけを含んで流れ出ており、汗の粒は小さくにおいも臭くありません。
逆に悪い汗と言われているのが、べたべたした汗であり、水分の他にミネラルを含み、汗の粒が大きく、臭いが強いです。
良い汗をかくことは、デトックス効果にもなり、代謝アップにも、美容効果も生み出します。
悪い汗は代謝が悪くなっているばかりでなく、場合によっては体の異常を表すサインであり、病気に繋がるかもしれません。
また、汗にしても暑いのにかかない、臭いが強烈に強いなどの場合も、注意すべきです。
代謝を改善する方法
代謝を改善するには、日常生活を改善するだけで良く、誰でも簡単に行えます。
ポイントとしては、運動を行い、水分を摂る、体温を上げることです。
運動としては、毎日1時間や2時間まとまった時間を確保して行わなくても、自宅でできる簡単な運動で効果があります。
家の中の少しのスペースで、腿上げ運動を行う、腹筋運動や腕立てを行う、スクワットなどを行うと、その場で出来る運動で効果があります。
また、水分補給も行うようにして、沢山汗をかき、体の中で水分を循環させましょう。
体温を上げる方法としては、お風呂に入ることです。
毎日シャワーだけで済ませているならば、湯船にお湯を張って、ゆっくりと体を浸かりましょう。
入浴することは、体を温めて、血行促進にも繋がります。
特に冷え性の方であれば、お風呂に入り湯船に浸かるのは、体を芯から温めていくので、冷え性改善にも良いです。
水分補給をして運動しよう
代謝を良くするために出来る簡単な方法としては、水分を沢山補給し、運動することです。
少し運動するだけでも、血行が良くなり、代謝改善に繋がります。
水分補給は、汗をかきやすくして、体内の老廃物を出しやすくします。
飲み物中でも、カテキンの含まれるお茶などは、脂肪を燃焼させて、代謝を上げる効果があります。
特に体が冷えやすい人ならば、温かいお茶にして飲むと体の中から温めてくれるので、血行促進を促し、より代謝改善に良いです。
飲み物を飲むようにしよう
代謝は血行とも関係しており、血行が悪いと、代謝も悪くなります。
血液は水分から構成されており、水分不足は血液循環を悪くします。
そのために、代謝も血行も良くするために、どんどん飲み物を飲むようにしましょう。