水分不足は代謝を下げて肥満になりやすいといえます
人間の体は多くが水分で構成され、細胞にも水分が充満されています。
しかし水分不足になると、細胞内の水分が減ることにより、代謝が低下し、脂肪の燃焼効率が下がり、肥満になりやすいです。
また代謝を行うと、老廃物が発生し、水に溶けて血液によって体外に運ばれます。
水分不足になると、老廃物が十分に体外に排出されなくなり、代謝を低下させてしまい、これも肥満になりやすいです。
肥満のことを考えると、水分不足は肥満解消に良くないと言えます。
水分不足を解消すると肥満になりにくくなります
肥満になりにくい体を作るには、水分不足にならないようにすることであり、日頃から水分補給を行うようにします。
水分が不足すると代謝が低下しますが、体に必要以上の水分を補給しても、飲めば飲むほど代謝が高まるわけではありません。
適量を飲むようにして、多すぎても少なすぎても体には良くありません。
代謝を上げるようにします
水分不足は代謝低下を招き、太りやすい体を作ってしまいます。
肥満を防ぐ、または改善したいと思っているような方であれば、水分補給をどんどん行うようにしましょう。
1日に必要な水分量があります
人間には毎日水分が必要ですが、必要な量は決まっており、それ以上水分を摂取しても体外に排出されるだけです。
多すぎる水分は胃壁や腸壁を傷めることになるので、肥満にも体にも良くありません。
1日に必要な量は、体重1kgに対しおよそ40mlといわれています。
体重60kgの人であれば、1日に必要な水分は2.4Lとなります。
しかし2.4Lを全部飲み物として補給すればいいというわけではありません。
食べ物にも水分は含まれており、朝昼晩と3食からおよそ1Lの水分を摂取できると言われています。
そのために、体重60kgの人であれば、1日に1.4Lを目安として、飲み物を飲んでいきます。
一気に大量に飲み物を飲んでも、体に全部は吸収されないので、この目安量を、朝起きたときから夜眠るまでの間に、こまめに補給していくようにするのです。
寒い時期は体を温めます
代謝は体温も関係しており、体温が下がることや冷えることは、代謝を下げてしまい、肥満になりやすくします。
特に冬の寒い時期であれば、代謝を下げないために水分補給はもちろん、体を冷やさないことを考えます。
飲み物を飲むにしても、冷たい飲み物は内臓から体を冷やすので、温かい飲み物や食べ物の方が良いです。
確実に水分を摂取するためには、暖めて口に入れることがポイントとなります。
お茶やお水で温かいお茶や白湯の方が良く、食べ物でも鍋物や温かい汁物などが良いです。
冬であれば、鍋の美味しい季節なので、鍋をすれば栄養と一緒に水分も補給できます。
食べ物も冷たい食べ物よりも、暖めたような食べ物の方が、体を冷やしません。
冬でもお風呂に入るなどすると汗をかくので、水分不足を防ぐために、飲み物を飲むようにします。
このような時も、温かいお茶などを飲むようにして、冷えたビールなどは避けた方が体には良いです。
運動で汗をかいた時の水分補給はスポーツ飲料が適しています
普段の水分補給としては、お水やお茶などで良いですが、運動して汗をかいたときは別です。
汗をかくと、水分と一緒にミネラルも体から出ていくので、ミネラルも補給しないとなりません。
これは運動以外にも、暑い時期などで汗をかいたときも同じです。
汗をかいたときに飲む飲み物としては、ミネラルなど体に必要な成分も補給できるスポーツ飲料が良いです。
スポーツ飲料にはナトリウムなどが含まれているので、ミネラルを効率よく補給できます。
運動した後に飲めば、体の機能を保つ働きもあります。
ただしスポーツ飲料には糖分も多く含まれているので、飲み過ぎるとカロリー過多となり、太ることもあります。
水分と一緒にクエン酸やアミノ酸を補給できれば良いので、糖分を気にするなら梅干しやレモンを水に入れて飲むと、スポーツ飲料の代わりになります。
⇒運動中の水分補給におすすめの硬水や、酵素ドリンクについては、こちらの記事【保存版】水分補給をしないと体重が増えやすくなるって本当?をお読みください。
運動と水分補給をしましょう
水分不足は代謝を低下させますが、肥満になるのはそれだけではありません。
運動不足も肥満を招き、水分補給と同時に、運動もしないとなりません。
理想としては、1日に20分以上の運動をするのが良いですが、1回10分の運動を1日2回行って20分体を動かすのも、同じ効果が出るといわれています。
1度に沢山運動しても、数回に分けて運動しても良いです。
できるだけ日頃から運動して、習慣化する方が、肥満を防げます。
また運動すれば汗をかくので、汗をかいたあとは、忘れずに水分補給もしましょう。
水分不足にならなようにお水を飲みましょう
代謝を下げないようにするのが、肥満防止に繋がります。
日頃水分補給していると思っていても、実際はそれほど補給していないこともあり、日頃から意識して水分補給するようにしましょう。