血糖値が上がると水分不足になることがあります
糖分の多い食べ物を短時間で大量に摂取するなど、血糖値を急激に上げるようなことを行うと、ブドウ糖が血液中に大量に出来てきます。
ブドウ糖は体のエネルギーとなるので、尿として出ていかず、血液中に留まります。
しかしブドウ糖が多くなると、今度は尿と一緒にブドウ糖を排出します。
すると、尿の量を増やすために体の中の水分をたくさん使うため、水分不足の状態になるのです。
水分不足の状態になると、今度は強い喉の渇きを感じるようになり、大量に水分を補給することが多いです。
目次
血糖値が上がれば水分不足となることから水分摂取は大切です
血糖値が上がっていくと、尿を作りだし、血液からブドウ糖を排出しようとします。
その結果として水分不足になりやすいので、水分摂取して不足しないように対策するのが大切です。
ただ一度に大量に水分摂取をしても、体で吸収できる水分の量には限界があるので、こまめに少しずつ水分摂取をするようにします。
血糖値を上げないような飲み物を飲みます
血糖値を気にしているならば、何を食べるか、またどれぐらい食べるかは大切です。
しかし飲み物でも血糖値を上げるような飲料もあり、血糖値を上げないような飲み物を飲むのが良いです。
お酒は血糖値を上げやすいです
お酒の種類には醸造酒と蒸留酒があります。
醸造酒の方が糖質の割合は多いですが、どちらの種類のお酒にしても、血糖値を上げやすいです。
肝臓などにも負担をかけるので、お酒を日頃から沢山飲む方は、内臓にも負担をかけて、複合的に血糖値を上げやすい体を作ります。
お酒を飲む人は、つまみを一緒に食べるようなことも多く、これも血糖値を上げていきます。
特に唐揚げやポテトチップスなど、高カロリーのものをつまみとして食べると、余計に血糖値を上げます。
シメのラーメンなども、同じことです。
最近は糖質ゼロのアルコール飲料も発売されるようになってきました。
確かにこのようなお酒は糖質は含まれていませんが、カロリーはゼロではありません。
そのために、飲むとカロリーは摂取してしまいます。
お酒を飲むならほどほどにして、つまみは糖質を含まない物を食べた方が血糖値は上げません。
砂糖の入っている飲み物は血糖値を上げます
砂糖の入っている飲み物を飲むと血糖値を急激に上げやすく、注意が必要です。
砂糖というと白砂糖や角砂糖、シロップなどありますが、中には最初から砂糖が入っている清涼飲料水もあります。
特にペットボトル症候群と呼ばれるような症状もあり、ペットボトルの飲料のほとんどにはブドウ糖が含まれており、血液中に含まれる量の数倍も入っています。
このような飲み物を飲むと、急激に血糖値を上げて、糖尿病のような症状を発生させます。
ペットボトルの飲料は、簡単に手にはいるので、ついつい気にせず沢山飲む人もいるでしょう。
ペットボトル以外の飲み物でも、珈琲などを飲むときに、大量に砂糖を入れると、血糖値を急激に上げます。
出来れば砂糖を入れずに飲んだ方が良いですが、砂糖の量を減らすだけでも違います。
もしも血糖値を気にしているならば、血糖値を上げないようなエリトリトールなどの甘味料を使うと良いでしょう。
お茶やお水は血糖値を上げにくいです
砂糖の入っている清涼飲料水や、糖質の多いお酒は血糖値を上げます。
血糖値の事を考えるならば、これらの成分の含まれない、お茶やお水がよいです。
お茶に砂糖を入れて飲む人もいますが、砂糖は入れずに飲むようにしましょう。
お茶でも血糖値上昇に効果的な種類もあります。
小腸から糖分の吸収を阻害するごぼう茶、インスリンの働きを助けるグァバ茶、また緑茶などに含まれるカテキンも、血糖値を上げにくくすると言われています。
または、お水であれば、何も含んでいないので、飲んでも血糖値を上げません。
水道水は美味しくないと感じる方、ミネラルはお腹に合わないという方もるので、ミネラルも含まないピュアウォーターが、飲むには良いでしょう。
食事や気がついたときなどに飲めば、こまめに補給できて、水分不足を防げます。
1日1.5Lぐらいを目安にお水を飲みます
血糖値が高くなれば、血液の浸透圧が高くなり、水分不足の傾向にあるので、水分は多めに取りましょう。
このときに1日の目安としては1.5Lの水分を摂取するようにして、こまめに少しずつ飲むみます。
糖分を含んだ飲み物は避けるようにして、お茶や水などを飲むようにします。
意外にも1.5Lの飲み物を飲むというのは大変なので、こまめに飲むと、沢山水分を摂取できます。
お水だけ沢山飲むのが大変というならば、砂糖を含まないお茶や珈琲を少し飲んでも良いでしょう。
水分摂取していきましょう
血糖値が上がった場合でも、水分摂取は多くした方が良いです。
普段から飲み物を飲む習慣がないと、沢山水分を摂取するのは難しいので、日頃からこまめに水分補給をしていきましょう。