お水を飲み体内のナトリウムを減らすとダイエットしやすいといえます
ナトリウムは塩分であり、食品には多く使われています。
ナトリウムは適量が体の中にあると、他のミネラルと同様に体の調子や機能を整える役割を果たします。
ただ、私たち日本人の場合は、塩分は摂りすぎていることが多く塩分過多となっています。
塩分が体の中に多くなってくると、体の中に多くの水分を取り込もうとして、むくみやすくなります。
このために、日頃から塩分には注意し、ダイエットを目指すなら塩分の少ない食事を心がけるのが良いのです。
目次
ダイエットではお水をこまめに補給しナトリウム濃度を下げるようにします
欧米諸国の平均では1日10g未満の塩分摂取であるのに対し、日本は平均1日13.5g摂取しています。
塩分の多い食べ物を食べると、喉が渇き、飲み物を多く飲むようになります。
これは身体が体内のナトリウム濃度を下げようとする働きであり、水分をそれだけ多く摂取することは、余計に身体の中に水分を溜めて、むくみの原因となることがあります。
塩分を減らす食生活をしましょう
日頃から塩分は多く摂取していることがあるため、出来るだけ塩分を少なくする食生活を目指します。
塩分を少なくすると、それだけ余分な水分を身体に溜めずに済み、味の濃い食品を避けるなどすると効果的です。
食品によっては、摂取することで塩分を排出しやすい身体に近づけることが期待できます。
余分な水分が抜けて痩せやすくなります
塩分を体内に溜めると、喉が渇き、余計に水分を欲しくなり、むくみやすくなります。
こうなると、血液中の塩分も増えてしまい、腎臓が塩分濃度を薄めようと、体内から水分が出るのを防ごうとして、体液を増やします。
これはつまりは、そのままむくみとなり、体重も増えます。
しかし逆に塩分を控えた食生活を行なうと、体液が減って水分が体外に排出されやすくなり、体重も減りやすくなります。
余分な水分が身体から抜けることで、代謝もスムーズとなり、それは体内の不純物を出しやすくするのと同時に、脂肪燃焼もしやすくなります。
やはりそのためには、味の濃い食事は控えるというのは重要です。
特に加工食品は味が濃くなっており、塩分も多くなっているので、このような食品は出来るだけ避けて、自分で料理する方がダイエットのためにもなります。
お通じが良くなることを期待できます
体内のナトリウムの塩分を少なくするということは、もちろん限度もありますが、水分補給もこまめに行なうということになります。
体内の塩分を排出して濃度を下げるのは、同時にミネラルも体外に排出されます。
そのひとつがカリウムという成分です。
カリウムは、筋肉収縮に関わっている成分です。
このミネラルが体内に多くなると筋肉が収縮しにくくなり、反対に少なくなると筋肉が収縮しやすくなります。
そして体内から排出されて少なくなると、お腹の筋肉も緩くなり動きやすくなるため、お通じも良くなるのです。
お通じが良くなるということは、体内から便を排出し、同時に不純物も一緒に排出するため、これも痩せやすい身体になっていくことを期待でき、ダイエットに適しています。
ただお通じを良くしたいというのであれば、これ以外にも食物繊維の多い食品を摂取する、適度な運動を行なうなどした方が良いでしょう。
水分を多く摂り塩分濃度を薄めます
体内の塩分濃度を薄めるには、水分補給を積極的に行なった方が良いといえます。
あまり多くの水分を補給するとなると、むくんでしまうのではないかと心配する人もいますが、体内で塩分濃度が薄まると、今度は塩分排出が加速するため、むくみもとれていきます。
ただし、一気に水分を大量に補給するのではなく、こまめに少しずつ補給します。
目安としては1日1.5リットルから2リットルぐらいの水分を補給し、これを1日の間でまんべんなくこまめに補給していきます。
ジュースなどは糖分が多く糖分の摂りすぎになる可能性もあり、アルコールは肝臓などに良くありません。
水分補給するとなると、白湯やお水、ピュアウォーターなど糖分やアルコールの含まれていない飲み物がおすすめです。
水分を多く摂ることは、お通じを良くするのにも役立ち、便秘になりにくくしてくれます。
減塩調味料なども活用しましょう
塩分濃度に気をつけるには、食生活に気をつけるべきであり、加工食品などに気をつけます。
ただ自分で料理を作るにしても、塩分の多い調味料を好きなだけ使っては、塩分をたくさん摂取してしまいます。
そのために、加工食品以外にも、調味料にも気をつけて、減塩調味料など、塩分の少ない調味料を使うようにします。
塩分を少なくすると味が単調になりますが、スパイスなどでアクセントを付けると満足できるでしょう。
食生活と水分補給に気をつけます
ナトリウムを少なくしていくには、食生活で食品と調味料の塩分に気をつけましょう。
それと同時に水分補給もこまめに行なうようにして、水分補給はお水など糖分やアルコールのない飲み物を飲むようにします。