水泳ダイエットではこまめな水分補給が大事です
水泳はダイエットに有効的な有酸素運動で、全身の筋肉を動かすハードなスポーツです。
そのため、実際には代謝が上がって汗をかいているのですが、水の中にいるため気づきにくいとされています。
ジョギングなどと同じように、水泳であっても運動時間が長くなればそれだけ汗の量も増えていきます。
水泳ダイエットでは運動前と、休憩時間、運動後などにこまめに水分補給をすることが大事なのです。
目次
水泳ダイエットで水分補給しないと脱水になる恐れも
水の中だから喉の渇きを感じにくいため、有酸素運動といっても水分補給をしない人もいるでしょう。
水泳はウォーキングなどの陸上で行う運動よりも消費カロリーも、汗の量も多いとされています。
水泳中に全く水分補給しないと体からどんどん水分が失われて、めまいや頭痛などの脱水症状が起こる場合があります。
脱水が進むと、命と関わってくるため注意が必要です。
水泳ダイエットで脱水にならないための上手な水分補給のコツ
ダイエットのために水泳を取り入れている人にとって、脱水にならないためにも意識して水分を摂ることが大事です。
そこで、水泳での上手な水分補給の方法を紹介します。
水泳ダイエットには色々なメリットがある
通常ウォーキングでは女性で1時間約170Kcalの消費カロリーですが、水泳ダイエットは平泳ぎだと1時間で約300kcal、クロールだと約1000kcalとかなり多く、ダイエットに適した有酸素運動です。
更に、水泳ダイエットは水の浮力により、膝などの関節に負担がかかりにくいので体重が重い人や、腰や膝などを傷めやすい人でも無理なく続けられるというメリットもあります。
また、水泳は腕や背中、お腹から足と全身の筋肉を使うので脂肪を燃焼して筋肉がつきやすく、基礎代謝が上がって痩せやすく、太りにくい体質へと改善できるという特徴もあります。
そのため、継続すれば一旦落ちた体重をキープしやすく、リバウンドしにくい有酸素運動というのも大きなポイントとなります。
水泳ダイエットの水分補給量やタイミング
水泳ダイエットで摂取する水分量と頻度は、胃腸では水分摂取から30分で約180mリットルの水分を消化吸収することを考え、水泳を始める前にコップ1、2杯、水泳を始めてから約30分後に同量、その後も約30分ごとに同量の水分補給を行いましょう。
ただ意識するあまり、お水を飲みすぎてしまうとお腹が重くなって泳ぎに支障が出ることや、むくみを引き起こすこともあります。
水分補給は大事ですが、一気飲みや飲みすぎには気を付けましょう。
ちなみに水泳を長い間やっていなかった人や泳ぎが苦手な人は、思った以上に体が疲労するので始めは20~30分程度に1回休憩を挟み、慣れてきたら少しずつ時間を延ばすようにしましょう。
疲労が溜まりオーバーワークにならないように、泳ぎ続けるのは1回につき多くても90分までにしておきましょう。
水泳ダイエットでは体を冷やさない飲み物で水分補給を
水泳ダイエットでは、室内の温水プールだとしてもお風呂ではないので、水温は低めに設定されているため、長時間水の中に入っていると体がどんどん冷えて、血流が悪くなってしまいます。
体が冷えると、内臓機能の低下を防ぐために脂肪を溜め込もうと体が機能し始めるのでダイエットを阻害することにもなりかねません。
そこで、水泳中の水分補給は冷たいものではなく、常温か温いものが体を冷やさないのでおすすめです。
コーヒーや紅茶は利尿作用があるカフェインを含み、ジュースやスポーツ飲料なども糖分が多いのでダイエットには良くないため水分補給には向きません。
やはり、胃腸にも優しくて体がすーっと吸収してくれるピュアウォーターがおすすめです。
汗をかくのでミネラル分を含むミネラルウォーターを飲むという人もいるでしょうが、飲み慣れていないとミネラルの性質でお腹が緩くなることもあるので、飲む量を少な目にするなど工夫したほうがよいでしょう。
水泳ダイエットで水分補給を忘れがちなのはなぜ?
水泳ダイエットでは、同じ時間運動しても陸上で行うウォーキングやダンスなどの有酸素運動の実に1.5倍もの量の汗をかくとされています。
更にプールのお水で全身が常に濡れている状態なので、かいた汗も知らないうちに洗い流されてしまっています。
そのため、汗をかいているという実感もなく、喉も渇きにくいためつい水分補給を忘れてしまう人が多いのです。
気づいた頃には、強い喉の渇きを覚えてめまいがするなど既に脱水症状を起こしている場合もあるのです。
水泳ダイエット中は、体を冷やさないお水で適度な水分補給をしよう
水泳ダイエットでは、水中で体が冷えるのでぬるめのピュアウォーターなどを少しずつこまめに摂取していくのが正しい水分補給の仕方です。
夢中になっていると忘れがちですが、意識して水分を摂るようにしましょう。