デトックスウォーターは体に溜まった毒素を排出させる飲みものです
話題となっているデトックスウォーターというのは、カットした野菜や果物などをお水に浮かべて作るドリンクのことです。
お水に溶けだした野菜や果物の栄養素が効率よく摂取できるとされています。
文字通り、体内に蓄積した老廃物や毒素などを排出させ、体内にキレイにデトックスしてくれる作用が期待されています。
作り方も簡単で、お水に入れる野菜や果物もお好みで選べて便利です。
目次
体内に毒素や老廃物が溜まるとどうなる
体内に入りこんだ毒素や、食べかすなどの老廃物が排出されずに体内に溜まると、体や肌が不調となります。
脂肪燃焼を促す酵素の働きが弱まり、代謝が落ちたり、血液の流れが悪くなって冷え性や免疫力の低下を招いたり、腸内環境が悪化して便秘が続き、肌荒れを引き起こすといった悪影響が出始めるのです。
野菜やお水を使うデトックスウォーターの作り方や効率的な摂り方
デトックスウォーターは、料理が苦手な人でも簡単に短時間で作れる飲み物です。
しかも、体内の溜まった毒素をデトックスする作用もあるため健康や美容にも効果的です。
自分で作って飲んでみたいという方のために、正しい飲み方や作る時のポイントなどを紹介します。
デトックスウォーターを作る時のポイントや注意点
デトックスウォーターは、生の果物や野菜をカットして入れるのでその日で飲めなくて保管しておくと、菌が繁殖して衛生上あまり良いとは言えません。
1日で飲み切れる分だけ作り、冷蔵庫や保冷用水筒などに入れておくことをおすすめします。
また、使う野菜や果物を皮ごといれると防腐剤や農薬が使用されていることが多いので、しっかり洗うかできれば皮を剥いて使うようにしましょう。
更に野菜や果物のエキスがお水により溶け出すためにも、作ってすぐに飲むのではなく少し冷蔵庫に入れて3時間位寝かせましょう。
使う野菜や果物はお好みで選べますが、オレンジなどの柑橘類やセロリ、キュウリなどはメラニンの過剰分泌を招くソラレンを多く含むので日焼けが気になる方は避けたほうが良いでしょう。
基本的に生でも食べられて、苦みや臭いなどがない素材でトマトや大根、ニンジンやセロリ、レタスなど、果物はドライフルーツも含みどんなものでも使えます。
更に、生姜やミント、バジルなどのハーブを入れてもリラックス効果や体を温める作用が期待できます。
そして、リンゴ酢などのお酢を入れると食欲増進にもなるのでバテやすい夏などにもおすすめです。
デトックスウォーターの摂取量や飲むタイミングは?
デトックスウォーターは、賞味期限が大体1日なので飲む量を考えて作っておくとムダがありません。
人の体内では毎日約2リットルもの水分が消費され、同じ量だけの水分補給が必要となります。
ただ、体内では脂肪燃焼の際などに水が生成される上に食事からも水分を摂取することができます。
そのため、デトックスウォーターを含めた水分補給は1日約1.5リットル必要となります。
また、デトックスウォーターを飲むタイミングとしては、汗をかいた際やトイレに行く前後が良く、朝起きてすぐと入浴の前後、寝る前、後は仕事の合間など一息つく時など、1日数回に分けてこまめに飲むのが良いと言えます。
更に、1回で飲む量はコップ1、2杯位がよく、一気に大量に飲むと消化が悪くなるので気を付けましょう。
デトックスウォーターに使うお水は?
デトックスウォーターのベースとなるお水は、入れる野菜や果物の風味などを壊さないように不純物の入っていないピュアウォーターがおすすめです。
ミネラルウォーターだと、カルシウムなどのミネラルが一緒に摂れるので効率的ですが、飲み慣れていないと含まれるマグネシウムイオンの影響でお腹を壊す場合もあるので、注意が必要です。
また、炭酸水なども暑い夏などはすっきりして良さそうですが、胃腸に刺激を与えるので使うなら毎日ではなく、回数を控えめにしてましょう。
体内の毒素はどうやって溜まるの?
呼吸で汚れた空気を鼻から吸いこんだり、添加物を含む食品を口から食べたり、肌が紫外線を浴びたり、社会生活の中で心がストレスを感じるなど体の様々な部位から、体にとって有害となる毒素を日々吸収しています。
更に、食べ物が消化されて栄養分が吸収されて残った食べかすや新陳代謝により死滅し腸粘膜から剥がれた細胞、同じく寿命を迎えた腸内細菌なども老廃物として便に含まれています。
人が生命を維持するために行う活動を通じて、体内の各部位で不要となった毒素や老廃物が蓄積していくのです。
自分好みの野菜やお水を使ったデトックスウォーターで水分補給しよう
デトックスウォーターは、お水と野菜や果物があれば簡単にオリジナルのドリンクができます。
デトックスウォーターを飲むことで、体内の老廃物が排出され体やお肌の調子も良くなり、メリットも多いので試してみましょう。