水分補給しないと血流が低下し、動悸が起きる可能性があります
水分補給を十分にしないで体が水分不足になった結果、動悸が起きる可能性があります。
水分補給を怠ると、体の中で水分が不足します。
体の中で水分が不足すると、血流が悪くなる可能性があります。
体のめぐりが悪くなると、脈を速くして血液を送り出そうとした結果、動悸に繋がると考えられています。
それが動悸として感じます。
体に水分が足りていない状態なので、ほかにも脱水症状に伴う異変が起きる可能性もあります。
目次
水分補給をしないことで血流が低下して動悸が起きます
水分不足による動悸は、血流の低下が原因と考えられますが、なぜ水分不足になると血流が低下するのでしょうか。
血液は90%が水分でできているといわれています。
水分不足になると血液中の水分量も減り、血液の粘度が高くなり血流が悪くなると考えられています。
そうならないためにはしっかりとした水分補給が大切です。
⇒水分補給をすることで動悸の予防ができるのか解説した記事はこちら
動悸の仕組みと水分補給のポイント
脱水が動悸の原因になることや、水分補給が大切なことが分かりましたが、具体的にはどのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。
動悸と水分補給の環形やポイントについて解説します。
動悸とはどのような状態を指すの?
動悸が具体的にどのような状態かというと、普段気にならない心臓の脈拍をドキドキと感じる状態です。
運動したあとなどに脈拍が早くなりドキドキと感じるなど、日常生活の中で起きることも多い症状です。
ほかにも驚いたりしてドキドキするなど、特に体に異常がなくても起こり得るものです。
緊張や興奮によって動悸が起きる理由は、交感神経が刺激されるからです。
交感神経が高まることで脈拍も早くなり動悸を感じるわけです。
ゆっくりと深呼吸をして、気持ちと体を落ち着かせると良いでしょう。
しかし安静にしていても動悸が起きたり、心臓の痛みやほかの体の不調を同時に感じたりする場合はなにかの病気が原因にある可能性もあります。
心臓に不整脈を抱えているひとは動機も起きやすいですし、貧血や低血糖でも動悸が起きるといわれています。
そして脱水症状も動悸を起こす原因となっている可能性があるのです。
脱水症状で動悸が起きるのはなぜ?
水分補給を怠ると、体の中で水分が不足します。
体の中で水分が不足すると、血流が悪くなる可能性があります。
体のめぐりが悪くなると、脈を速くして血液を送り出そうとした結果、動悸に繋がると考えられています。
それが動悸として感じるのです。
脱水症状で起きる症状としては、ほかにも頭痛やめまい、吐き気などがあります。
ときに体がけいれんすることもあります。
すでに脱水症状が進んだときに出てくる症状ですので、動悸以外にこれらの症状が現れたら速やかな水分補給が必要になります。
また、脱水症状は初期段階では軽い立ちくらみやのどの渇き、汗が多く出るなどの症状が出ます。
少しでものどの渇きを感じたら水分補給することが大切ですし、のどの渇きを感じる前から小まめに水分補給をしておくと脱水症状の予防になります。
動悸が起きたら水分補給を行う
動悸を伴う脱水症状が起きた場合の対処はどうしたら良いでしょうか。
通常いわれているように、速やかな水分補給が大切です。
このとき、水分だけではなく塩分も同時に補うこともポイントとなります。
血流が低下しているときは、体内の塩分が低下している可能性があります。
そこにお水だけ摂ると、さらに塩分濃度が低下してしまうため、塩分を同時に摂ることが必要になります。
また、動悸の原因が脱水症状ではなく一時的な興奮である場合は気持ちを落ち着けるのが大切なので、ゆっくりとコップ一杯のお水を飲むのも良いでしょう。
温かい白湯にはリラックス効果があるので、気持ちを落ち着けたいときにおすすめです。
ただし脱水症状の場合は温かい白湯はあまり効率が良くないので、頭痛や吐き気なども伴う場合はお水やスポーツドリンクでの水分補給を行ってください。
間違った水分補給で動悸がひどくなる可能性もあります
動悸が起きる状態の脱水症状では、体内の塩分が不足している可能性があります。
血液中の塩分濃度が低下すると、血液の水分量を減らして濃度を調節するからです。
汗をかいたときは、水分だけでなく塩分も失われていると考えられます。
そこで水分だけを補うと、よけいに体内の塩分が足りなくなって脱水症状が悪化するといわれています。
この場合は水分と同時に塩分などのナトリウムを摂ることが大切です。
間違った水分補給で動悸などの症状がひどくならないようにしましょう。
水分不足になると動悸が起こりやすい?
動悸など、脱水症状に伴う体の異常はこまめな水分補給で予防することができます。
日ごろからお水などで水分補給を行い、汗をかいたときは塩分なども補い、脱水症状を予防することでそれに伴う動悸も防げます。