お腹だけ目立つのはむくみが原因、水分代謝の改善でスッキリします


ぽっこりお腹の原因は、余分な脂肪・むくみ・年齢的な代謝の衰えなどがありますが、その中でも水分代謝が低下して余分な水分を排出しづらくなると、体はむくみやすくなりお腹が出たようになってしまいます。

ダイエットをしてもなかなか思うように痩せないという場合には、脂肪がついてお腹が目立つようになったのではなく、不要な水分をためこみ排出できない状態にあることが原因かもしれません。

水分代謝が悪くお腹に水分がたまることが悪循環になります

水分代謝が低下すると、体内の水分や余分なナトリウム、老廃物をスムーズに体外へ排出しづらくなります。

いくら便や尿がかろうじて排泄できていたとしても、汗などから出す毒素は体内にたまったままになるのです。

するとまた、水分代謝は低下することになり、その結果またむくみがひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。

水分代謝を良くしてお腹をスッキリさせる方法


デスクワークや立ち仕事など同じ姿勢を続けることが多かったり、忙しさから運動不足になりがちだったりという点に思い当たる場合は、むくみからくる水太りが原因の可能性があります。

そして水太りからくるぽっこりお腹の改善には、水分代謝をアップさせることがポイントになるのです。

生活習慣病になる心配は脂肪が多くて太る場合より低いものの、疲れやすさやだるさ、美容面での良くない影響を与えてしまうのが水太りです。

なので、次のようなことを実践してスッキリしたお腹を目指してはいかがでしょうか。

積極的に運動をして汗をかく

自分の力で水分代謝をアップするには、運動を継続して行い運動不足を解消することがおすすめです。

体を動かせば次第に汗をかくので、便と尿からだけでなく余分な水分を汗からも排出することができます。

汗をかく運動をする時は、運動前にコップ1杯のお水を飲んでおくと発汗がスムーズになりますが、この時に飲むお水は純水を選びましょう。

なぜなら純水は成分の99.9%が水分になっているので、体が必要としている水分だけをきちんととりこむことができるからです。

お水と言えば、ミネラルウォーターや天然水を思うかもしれませんが、それらには量の差はありますがミネラルが含まれており、水分吸収を阻害する働きを持つものもあります。

せっかくとった水分が吸収されずに排出されてしまっては、運動時に必要な水分をまかなうことができません。

こういったことからも汗をかく運動をする時には純水が適しているといえるのです。

また運動を終えたあとも純水を飲んでおくと体を整えるために役立ちます。

塩気の強い食べ物は控える

塩辛い食べ物が体に入ると体内にはナトリウムの量が増え、多すぎる分は積極的に排出する働きが行われます。

しかし、ナトリウムの排出に必要なだけのカリウムが足りなければそのまま体内に残ってしまうことになり、体はナトリウム濃度を調整するために水分をとりこんでしまうのです。

これがむくみを起こす原因なので、塩気の強い食べ物のような味付けの濃いものばかりを好んで食べていると、ナトリウムの排出が追い付かずいつの間にか水太りが悪化するでしょう。

そのため食事はできるだけ味付けを薄くし、だしのうまみで味を楽しむようにしましょう。

どうしても外食をする時は、カリウムを多く含むバナナやアボカドが使われたメニューをプラスするなどしてナトリウム排出の助けになるようにすることです。

リンパマッサージをする

水分代謝を良くするには、リンパ管や腎臓・肝臓などの機能を回復させることが元からの改善になりますが、リンパマッサージをしてリンパ液を流しやすくする方法もあります。

自分でリンパマッサージをする方法もありますが、一度はプロの施術を受けておくとどれだけ改善されるのかが良くわかるはずです。

しかしたった一度受けただけですべてが改善され、気になるお腹も水分代謝もスッキリすると言うわけではないことを知っておきましょう。

本物の施術を受けてからは、自分でリンパマッサージを学んで気になる部分へ施してみてもよいでしょう。

痩せにくい、下半身太りなどが起こります

水太りでお腹がぽっこりと目立つほどになってくると、水分代謝はますます悪くなり痩せにくい体質が進んでしまうこともあります。

それにお腹やお尻まわりは太っているけれど脚は細い、というようなバランスの悪い体型にもなりかねません。

運動不足などの生活習慣が水分代謝を低下させ、水太りを起こしているので、普段の生活の仕方を見直して改善しなければ気になるお腹の状態がスッキリすることは難しいでしょう。

目立つお腹は水分代謝を改善してスッキリしましょう

むくみのような水太りが原因で目立つようになってしまったお腹は、水分代謝を良くすることで改善が期待できます。

なので、先にあげたような方法を実践してスッキリしたお腹だけでなく、疲れにくくだるさのない元気で美しい体を目指しましょう。