睡眠時間は人それぞれ、でも寝る時間帯は大切です
新陳代謝を上げるための睡眠時間は人それぞれ異なります。
しかし、寝る時間帯はすべてに共通して重要といえます。寝るために適している時間帯とは、夜の10時からの4時間です。
なぜならこの時間帯に新陳代謝を高める成長ホルモンが生成されるからです。
ですから、睡眠時間が短くても大丈夫という場合でも、たくさんの睡眠時間が必要という場合でも、できるだけこの成長ホルモンが生成される時間帯には就寝するほうが新陳代謝の向上には役に立つといえます。
目次
新陳代謝を向上させるには生活の規則正しさと睡眠時間が関係しています
規則正しい生活は新陳代謝をアップさせるのに不可欠です。
具体的には運動、睡眠、食生活の3つの柱が重要となります。
その中でも睡眠は、寝る時間をある程度決めていると、体がそのサイクルに慣れるため、リズムがつかみやすくなります。
そうすると、夜になれば自然と眠くなるサイクルが出来上がり、十分な睡眠がとりやすくなるでしょう。
睡眠時間を確保して新陳代謝をあげましょう
新陳代謝を上げるためには、成長ホルモンが生成させる夜の10時から4時間後の夜中の2時までの間就寝することが理想とされています。
この4時間を丸々睡眠に当てられるならいいですが、なかなか夜の10時になるというのが難しい場合もあるでしょう。
そのような時にはたとえ4時間は確保できなくても、その時間帯のどこかは必ず睡眠できるように工夫することができます。
睡眠時間のほかにも生活のあらゆる面で新陳代謝を上げるための試みはできますので、自分に出来そうなことから始めてみましょう。
良い睡眠をとりましょう
睡眠は新陳代謝を上げるために不可欠な要素です。
とりわけ、成長ホルモンを生成する22時から2時までの4時間はすべてでなくてもいいので睡眠に当てる努力をしていきましょう。
しかし、睡眠に必要な時間は人それぞれです。
人によっては2、3時間でも十分という人もいますし、10時間近く寝ないと体調が悪いという方もいるでしょう。
いずれにしても自分の体調や、リズムに合った睡眠時間をしっかりと取れるように努力しましょう。
どのようにして自分に適した睡眠時間を見つけるかというと、一つの判断基準として日中に眠くなるかならないかという点が挙げられます。
日中に何となくずっと眠かったり、頭がぼーっとしてしまったりすることが多いなら、睡眠時間が足りてない可能性があります。
仕事が忙しく夜遅くまで働き、朝早くまた働くというサイクルからなかなか抜け出せない場合は、体を壊してしまう前に生活を見直せるよう自分を見つめなおすとよいでしょう。
もしも睡眠不足が解消されないままになると、ホルモン、精神状態、免疫力の低下など体のあちこちに不調が表れます。
運動も大事です
新陳代謝を上げるためには運動も不可欠です。
運動には有酸素運動と無酸素運動があります。
どちらもバランスよく行うことが理想です。
運動する時間としては、有酸素運動は20分以上、無酸素運動は徐々に負荷を大きくして行うのが良いでしょう。
有酸素運動とは、ジョギングやウォーキングなどで行えますが、あまり無理をせず自分のできる範囲で始めていきましょう。
筋トレなどで行うことのできる無酸素運動も初めから多すぎる負荷をかけるのではなく、自分の状態に応じて少しずつ行っていくことをお勧めします。
運動を習慣にすると、体温が上がり、基礎代謝が増え、水分代謝も正常に行われるようになります。
そのため新陳代謝が上がり、健康な体を作っていくことができるようになるのです。
食事も大事です
食事でも新陳代謝を上げる効果を期待できます。
体温を上げる効果のある、しょうがやニンニクなどを含む食事を心がけるなら、代謝を促すことができます。
また、コーヒーやお茶などのカフェインの入っているものも、代謝を促しますので、普段から意識して取り入れることができるでしょう。
食事そのものも野菜を中心としたバランスの良い食事を心がけましょう。
栄養を取る時にサプリメントに頼りたくなる気持ちがあるかもしれませんが、あくまでもサプリメントは食事のサポートとしての位置づけを忘れないようにしましょう。
寝ている間に体は新しくなっています
睡眠時間と新陳代謝は密接に関係していますが、その理由はやはり、体は寝ている時に成長ホルモンを生成し、体を「新しく」しているからといえるでしょう。
しかし、加齢によって徐々に筋肉量は減り、不規則な生活が重なると途端に新陳代謝は下がってしまいます。
健康な毎日を送るためにも、そうした傾向をあらかじめ予測して、自分の生活のリズムや食生活、運動、睡眠などのバランスを整えていきましょう。
効率の良い睡眠時間を確保して新陳代謝を上げていきましょう
新陳代謝を上げるためにまず行える方法として、しっかりと睡眠をとることがお勧めです。
まずは、寝る時間、起きる時間をしっかり決めて、リズムを作っていきましょう。