1回200ml程度を午前中から午後にかけて何度かに分けて水分補給しましょう
激しい運動をするわけではなく、普通に生活していても、毎日汗や尿などで体内から水分が排出されていきます。
成人では平均約2.0~2.6リットルもの水が体外へ排出されていくと言われています。
体外へ排出された水分量の同程度は補わなければ水分不足に陥ってしまうでしょう。
水分補給がされないと、体は水分の排出をセーブするので、老廃物が溜まっていってしまうので、疲れがたまりやすくなりますし、体調不良を強く感じます。
目次
午前中から午後にかけて水分補給をする量はどのくらい?
1日普通に生活しているだけでも、平均約2.0~2.6リットルもの水が体外へ排出されていきますが、実際に飲み物を口から水分補給する量は1日に1.5リットル程度でいいでしょう。
トイレに行くのが面倒だと感じ、あまり水分を摂取しないと疲れが取れにくくなってしまうので、1日に1.5リットルから2リットルの水分補給をするように心がけましょう。
1日の生活の中でサイクルを決めて水分補給をしましょう
水分補給はサイクルを決めて行いましょう。
朝目覚めたときから始め午前10時と午後3時、入浴前後、寝る前、さらに毎食中に水分補給を行いましょう。
コップ1杯ずつの水を飲んでいけば、簡単に1リットルから1.5リットル程度の水分補給ができます。
朝起きたら水を飲む習慣をつけましょう
水分補給を忘れないように枕元にコップ1杯の水を置いていてもいいでしょう。
就寝中は大量に汗をかきます。
水分がかなり体外に排出されていますのでそれを補うためにも朝に1杯の水を飲むのです。
水分がかなり減っている状態では血液がドロドロの状態になっています。
コップ1杯の水を飲むだけで血液がサラサラに変わるので、体がリフレッシュでき疲れも吹き飛ぶでしょう。
睡眠中に失った水分を補給できる1杯の水を飲むことは胃の負担も軽減します。
朝起きたばかりで食事を取ると胃に負担がかかりますが、水を事前に飲んでいると胃の負担も軽減されるのです。さらに、血栓・高血圧・動脈硬化・便秘・心筋梗塞の予防にも繋がると考えられています。
水分補給をするタイミングは
水分不足にならないためにも1日1リットルの水を飲むこと目指して水分補給を行いましょう。
1リットルの水を一気に飲んでも意味がありません。
一度に大量の水を飲めば、のどの渇きを感じることはなくなるでしょうが、胃の負担となってしまいます。
大量に水を飲むと、胃液が薄まるので胃の負担が大きくなり、消化不良を引き起こしてしまうでしょう。
水分補給をするならサイクルを決めて行いましょう。
1回200ml程度の水を数回に分けて飲むのです。
まずは、朝目覚めたとき、その後は午前10時と午後3時のおやつのときに水分を摂取します。さらに入浴時や就寝中には汗を多くかくので入浴前後、寝る前などにもコップ1杯の水を飲みましょう。
さらに毎食時中にも水を飲めば、水分は十分足ります。
1日1,500ml程度の水分が補給できると思われます。
こまめな水分補給をして脱水症状を防ぎましょう。
水の飲み過ぎにも要注意
水分補給をこまめにすることを心がければ体の健康にもいいのですが、飲みすぎも要注意です。
体の半分以上が水分でできているから少しでも多く水分補給すればいいと考えて大量に水分を摂取しようと思う人もいるかもしれませんが、多く水分を取りすぎても余分な物は体外へ排出されます。
水分を過剰に摂りすぎると過剰な水分処理のために内臓に負担がかかり結果的に体力が奪われるので、疲れやすい体になってしまうでしょう。
水分はいくら飲んでもいいというわけではないので気をつけましょう。
特にあまり外に出ない人、あまり動かない人は注意してください。
1日中エアコンの効いた部屋でごろごろしていたのでは汗もあまりかかないでしょう。
それなのに水分ばかり取ってしまうと体が不調をきたします。
こんな人は、冷たい飲み物ではなく温かい飲み物を飲むことや、少しでも外に出て汗をかくことが必要です。
飲む水分にも気をつけよう
水分補給をこまめにしたほうが良いからと言って、清涼飲料水ばかり飲んでいると糖分の摂りすぎになってしまいます。
食べ物の中にも当分は含まれているのに、それに加えて水分補給時にも糖分を取ってしまうと糖分過多になってしまうでしょう。
世の中には飲み物がたくさん溢れています。
ペットボトルや缶入りの飲み物など、スーパーやコンビニに行けば色々な種類のものがすぐ手に入ります。
こまめに水分補給を行うのであれば、やはり糖分が入っておらず人の体にすんなりと入ってくる水が一番おススメです。
サイクルを決めてこまめに水分補給をしましょう
水分補給の1日のサイクルでおススメは、朝目覚めたとき、3食の食事の時、午前10時と午後3時のときと入浴前後、さらに寝る前など、こまめに行いましょう。
コップ1杯の水を飲めば、1日に必要な水分量を摂取することができます。