汗をかいているのに水分補給をしない場合、貧血になる可能性があります
貧血を予防したいなら、こまめな水分補給が必要です。
貧血になるのは気温が高く汗をかいているのに、水分補給をせずにいることで脳へ行く血流量が一時的に減少するためです。
目の前が暗くなり、立ちくらみの症状が出ることもあるでしょうし、突然倒れてしまうこともあります。
汗をかきやすい夏場は特に他の季節よりも貧血になりやすいので注意が必要です。
汗をかいてのどが渇いたら水分補給を怠らないようにしましょう。
目次
水分補給で貧血を予防しよう
夏の炎天下では少し動いただけでも汗が噴き出してきます。
体内に水分が足りなくなることで貧血を起こすこともありますし、生理中など体調不良によっても貧血が引き起こされることもあるでしょう。
貧血が起きそうになる前に水分補給をすれば、立ちくらみを回避できます。
外出中は水を常備しておくと良いでしょう。
単なる夏バテだと思っていたら貧血だった!
夏の炎天下で外に出ると数分でも強い日差しに体力が奪われていきます。
強い日差しに照らされると体力も食欲も落ちてしまいます。
全身がだるくてすぐに疲れてしまうから夏バテになってしまったかと思えば、めまいや頭痛までしてきていませんか?
それは夏バテではなく貧血の可能性が高いでしょう。
貧血を予防するためには水分と塩分、鉄分を取りましょう。
夏バテと貧血は似ている
大量に汗をかくと水分だけが汗となって体に外に排出されると思っていませんか?
夏の暑い時に頻繁に水分補給をするとまた汗となって体外に出ていきますが、この汗には水分のほかに塩分や鉄分も含まれています。
また、水分補給が増えるとトイレの回数も増えるので、トイレのたびに水分と鉄分も排出されています。
食べ物をしっかりと食べられていると、鉄分が食べ物から摂取できるので貧血になる心配はありませんが、暑さによって食欲がわかないと栄養不足になってしまいます。
その結果、夏は貧血になりやすいです。
さらに女性は毎月1回生理があるため、その時に鉄分がかなり排出されます。
これでは出るばかりで取り入れられないので貧血になりやすくなってしまいます。
夏バテの症状
全身の倦怠感やだるさ、立ちくらみ、頭痛やめまい。症状が酷くなると吐き気もあります。
貧血の症状
全身の倦怠感やだるさ、立ちくらみ、めまい、顔面蒼白、頭痛があります。
異常を見ても両者の違いはほとんどありませんが、違いを言うなら貧血では顔面蒼白になることがある点だけのため、判断しにくいです。
水分補給と一緒に鉄分補給も
大量に汗をかいたら水分補給をしなければ脱水症状を引き起こします。
また水分ばかり摂取していてバランスの良い食事を取らなければ、貧血になることもあるでしょう。
貧血の場合は鉄分を補給しないと回復は難しいです。
放置していても何の治療もしなければ、症状が悪化して頭痛が引き起こされたり、発熱や吐き気などにつながったりすることもあるので注意が必要です。
夏場に汗を大量にかいた時には水分補給だけではなく一緒に鉄分も補給して少しでも貧血の危険から遠ざけましょう。鉄分を食べ物から取ることが難しい場合にはサプリメントから摂取すると良いでしょう。
水分補給するならお茶よりも水を飲みましょう!
水分補給するならやはりお水が一番!
汗をかけば水分、塩分さらには鉄分が排出されてしまいます。
そのためには、水分と塩分を取りましょう。
忘れてはならないのが鉄分です。
鉄分はレバーや赤身の肉類、イワシなどの青魚、貝類、海藻などに多く含まれているたため、食事の時にはこれらの食材を使ってメニューを考えれば鉄分不足を防げます。
食事中にはお茶を一緒に飲む人も多いですが、お茶に含まれているタンニンは鉄分を吸収しにくくする働きがあります。
効率よく鉄分を体に取り入れたいのであれば、鉄の吸収を邪魔しないお水が最適です。
鉄分が慢性的に不足してしまうとなかなか貧血の症状は回復しません。
体力もすぐに無くなり、活発に行動できなくなってしまいますので、普段から積極的に鉄分の摂取を心がけましょう。
カフェインでの水分補給はおすすめできません
貧血には鉄分が必要です。
暑い時に貧血を予防するためには水分補給も必要だと考えて、緑茶、コーヒー、紅茶などで水分補給をする人もいるでしょう。
しかし、これらの飲み物にはカフェインが含まれています。
カフェインは貧血の回復に必要な鉄分の吸収を妨げるタンニンが含まれています。
利尿作用もあるので鉄分を取り入れてもすぐに排出されてしまう恐れがあるのです。
せっかく鉄分を取り入れてもすぐに排出されないように、これらの飲み物は食事の後に飲むことは控えたほうが良いでしょう。
貧血予防には水分補給がよいの?
水分補給でお茶やコーヒー、紅茶を飲むと、利尿作用からせっかく体内に取り入れた鉄分を排出してしまいます。
また鉄分を吸収しにくくする働きもあるのです。
水分補給はやはりお水が一番です。
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