赤ちゃんが下痢の時の水分補給は純水がおすすめ
赤ちゃんが風邪などで下痢になってしまった時、積極的な水分補給が必要になります。
下痢をしている時の消化器官は、悪い物を体の外へどんどん出そうと頑張っているところです。
そのため、体の中にある水分をたくさん使って下痢を起こしているので、水分はしっかりと取る必要があります。
その時に赤ちゃんに飲ませてあげるために選ぶ飲み物は、不純物がほぼ含まれていない純水にすると安心です。
純水は体の負担になるミネラルが含まれていない
下痢の時は体力も落ちているため、できるだけ消化吸収の負担にならない飲み物をとる必要があります。そこでお水を思いつく人は多いでしょう。
しかし、お水の中でもミネラルウォーターは避けることをお勧めします。
というのも、含まれているミネラルは体に負担をかけてしまうので、下痢の症状が出ている赤ちゃんにとってさらに辛い思いをさせる可能性が高いからです。
体に優しい水分補給ができる純水の特徴
おいしく安全なお水の中でも純水は、体の未熟な赤ちゃんの体でも水分吸収がしやすい優しいお水です。
特に下痢を起こした時にはさらに吸収機能は落ち、水分の排出が増えるので脱水症状を起こす危険があるでしょう。
そんな時に赤ちゃんにこまめに飲ませることのできる純水の特徴を解説します。
不純物を取り去ってあるお水
純水は、原水に含まれている不純物をほぼ全て取り去って作られたお水です。
そのため水分だけを体に入れ、吸収することができるという特徴があります。
そのままでも飲めるほどおいしくきれいな北アルプスの天然水を原水とし、特殊なろ過装置を使い何度もろ過して純水は作られます。
ここで使われるろ過の過程では、「RO膜」という逆浸透膜が使われ1/10000~1/1000ミクロンの非常に目の細かい膜に原水を通して純水にしていくのです。
1/10000~1/1000ミクロンという大きさは、細菌よりもちろん小さく、より小さいと言われるウイルスよりも小さいサイズなので、細菌やウイルスだけでなくさらに細かいミネラル分まで取り去ることができます。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアで売られている天然水などには、たいていミネラルが含まれており、不純物のないお水を探したい時は「純水」と表示のあるものを選ぶ必要があります。
また子供が小さい、高齢者と住んでいる場合にはいつも純水があると使いやすいので、純水のウォーターサーバーを設置しておく方法も便利です。
徹底した衛生管理のもとで製造
純水は原水に含まれているごみや雑菌などを取り除くことはもちろんですが、製造過程で不純物が入らないように衛生管理は徹底して行われています。
純水を作る工場での衛生管理の方法をご紹介します。
製造は全てクリーンルームで行う
純水のボトルをつくる工場の中の空気は、半導体工場並みの清浄さが保たれています。
また原水のろ過からボトル詰めまでの間、直接人の手が加わることはなく、全てロボットによって行われているのです。
ロットごとに徹底管理
製造ロットごとにしっかりした衛生管理が行われ、もし製造過程で誤って人がボトル工場へ入った場合はそのロットは全て処分されます。
人の目でもしっかり確認
製造はロボットがしっかり行い、最後はきちんの人によって確認が行われます。
できあがった純水の味やにおい、色などをきちんと確かめてOKが出れば出荷されるのです。
自宅に届くので看病中も安心
赤ちゃんが病気をした時など、純水が欲しくても家から出られないでしょう。
かといって、浄水器などを使って水道水をきれいにすることはできますが、純水のクオリティにまで上げることは難しいもの。
でもウォーターサーバーの純水ボトルは電話をすれば自宅へ無料で届けてくれるので、外出が難しい時でも純水が手に入るので安心です。
また普段も、マンションの高層階に住んでいたりたくさんのお水を持ち帰ることは大変だったりする場合でも自宅までボトルを届けてくれるサービスは重宝します。
ミネラルは下痢を悪化させる原因になる
スーパーマーケットやインターネット通販などで売られている天然水にはミネラルを含んでいます。
含有量に差はありますが、人によってはほんの少しのミネラルでもお腹がゆるくなることがあるです。
ましてや赤ちゃんのおなかには、ミネラルはまだ消化に負担がかかり、さらに下痢で体が弱っている時には体力を奪うことになる恐れがあります。
体が弱ればさらに水分吸収がしづらくなり、脱水症状を招く危険性があるのです。
下痢の赤ちゃんの水分補給には純水を使いましょう
赤ちゃんの消化器官は未熟で、元気な時でもミネラルを含む天然水を飲ませることはおすすめではありません。
特に下痢をした赤ちゃんの水分補給にはミネラルは大きな負担になり、ふさわしいとはいえません。
赤ちゃんが下痢の時の水分補給には不純物がほぼない純水を使いましょう。