赤ちゃんの外出時はこまめな水分補給が大事です
赤ちゃんが新陳代謝が激しいので汗をかきやすく、自分では水分がとれないので脱水にならないように大人が気を付ける必要があります。
特に外出時は日に当たって体温が上がり発汗量が増えたり、肌が乾燥したりして水分不足に陥りやすく、脱水を引き起こす可能性もあります。
外出の際はミネラルオフのお水で作った麦茶やお水などを、保冷用の水筒に入れて携帯し、こまめに水分補給することが大事です。
目次
外出時は特に赤ちゃんは水分不足になりやすいので、水分補給は欠かせない!
赤ちゃんの体の約7割から8割が水分が占めており、体の発達に水分が使われたり発汗により水分を失いやすい状態になったりします。
室内ではもちろん、外出すると更に外気温の変化や風などに影響で水分不足が急速に進んでいきます。
そのため、外出時にはこまめに水分を飲ませる必要があります。
赤ちゃんは体温調節機能が未熟で、外気温の変化に対応できず脱水になりやすい
外出時は外気温の変化や風などにより、赤ちゃんは水分不足に陥りやすくなります。
水分補給が必要ですが、外出先ではいつ、どのタイミングでどんな水分を取らせるかも重要なポイントとなります。
そこで外出先での水分補給のタイミングやコツなどを紹介していきます。
外出時の水分補給のタイミング
外出時、赤ちゃんは外の日差しに当たる時間が増えたり、歩いたり走り回るなど運動量も増えます。
すると、新陳代謝が活発な赤ちゃんは特に水分不足になりやすいので、家にいる時以上に頻繁に水分をとらせるようにしましょう。
水分補給のタイミングとしては、基本的には20分位に1回という間隔を目安とし、飲みたがらなくてもとりあえず、水分を取らせるようにすることが大事です。
ただ公園で遊ばせるなど赤ちゃんの運動量が多かったり、特に夏の暑い日や風が強くて乾燥しやすい日は水分は思った以上の速いスピードで体から奪われていきます。
そういう場合は、10分から15分間隔ともう少し頻度を高くして水分を取らせるようにしましょう。
また車や電車などでの移動中は、つい水分を取らせることを忘れがちになるので注意しましょう。
赤ちゃんの水分不足は顔色やおしっこで見極めよう
赤ちゃんが水分を欲している、体が水分不足になっているかは赤ちゃんの様子からも確認できます。
例えば顔に汗をいっぱいかいていて、赤く上気していたり、元気がなかったりする様子などが見られる場合は水分不足になりつつあります。
更に、何も原因がないのに泣き止まない場合も喉が渇いている場合があります。
また通常は体内の余分な水分や老廃物は、腎臓でろ過されて尿として体外に排出されています。
つまり、尿の濃さや量で体内の水分量をはかることができるのです
そのため、オムツ交換の際などに赤ちゃんのおしっこが極端に少なかったり、色が濃かったりする場合は、体が水分不足になりつつあるサインとなります。
他にも皮膚や唇がカサカサになっている、手足が極度に冷たい場合も脱水の可能性があるので注意しましょう。
外出時にとらせる水分はどんなものがいい?
水分補給のタイミングは外出時はどんなものを水分としてあげればよいか迷うものです。
ジュースやイオン水などは美味しく、栄養があるので赤ちゃんは喜んで飲むかもしれません。
しかし一度に多く飲みすぎたり、含まれる糖分などが更に喉の渇きを誘発したりする場合もあります。
外出時の水分補給は、赤ちゃんの体の負担とならないように、ミネラルを含まないお水やそういったお水で作った麦茶などが最適です。
また、紙パックのジュースや麦茶などは携帯に便利ですが、飲み切らないと持ち運びに不便な上に一度開封すると菌が繁殖しやすくなります。
さっと取り出せて、赤ちゃんもスムーズに飲めるように水筒を携帯すると便利です。
雑菌が繁殖しないように、使用前はよく洗って乾かし、飲み口などは台所用の漂白剤などがしっかり殺菌しておくようにしましょう。
保冷用の水筒にするか、保冷材などできちんと冷やし、温度上昇しないような状態で持参するようにしましょう。
体の機能が未熟で大人より外気温に対応できない赤ちゃんは、外出時の水分補給が大事
赤ちゃんは体温を調節する機能がまだ未熟なので、外の気温の変化に体が対応しきれません。
そのため、気温が高いと体温も上がり、汗をいっぱいかいて体温を下げようにします。
また自分で水分補給もできないので、そのままにすると脱水になってしまいます。
大人でも外出すると喉が渇きますが、水分消費量が多い赤ちゃんの場合更に体が水分を欲している状態になります。
外出時は水筒を持参し、赤ちゃんの様子を見ながらこまめな水分補給をしましょう!
外出時は特に日差しを浴び、体を動かすので赤ちゃんは水分不足になります。
雑菌の繁殖防止のために、清潔な保冷用水筒に体に優しいミネラルオフのお水や麦茶を入れ持参しましょう。
赤ちゃんの様子や尿の量などを見て、こまめに水分補給しましょう。