お水の吸収率を高めることは大事
せっかくお水をたくさん飲んでも、ほとんど尿になって出ていってしまったら残念。
お水を飲むのなら、体への吸収率が高くなるような飲み方をしたいものですね。
お水を飲む目的は、体の細胞に水分を行きわたらせること。
水分は腸から毛細血管をとおって細胞に運ばれます。
効率よくお水を細胞に行き渡らせるためには、お水はいちどにたくさん飲むのではなく、少しずつ回数を分けて飲むのがポイントです。
お水の飲み方で吸収率が変わる
お水を一気にたくさん飲んでしまうと、余分な水分として腎臓で処理され、薄い尿がたくさん出るようになります。
結果的に、体への吸収率は低くなってしまいます。
逆に、同じ量の水分でも、時間をかけてゆっくりと飲むと…。
お水はゆっくりと血流に流れ、細胞に運ばれていきます。
お水は、飲み方次第で体に吸収される量が変わるのです。
おすすめの水分補給方法とは?
おすすめの水分補給方法には、飲む時間帯と、どんな飲み物を飲むかが関係しています。
忙しい方には少し努力が必要かもしれませんが、習慣にしてしまえば意識しなくてもできるようになります。
だれでもできる、吸収率を高める水分補給方法があります。
これから、おすすめの水分補給方法についてお話しするので、さっそく今から実践してみましょう!
お水を飲む時間帯について
お水は、1日2Lを目安に飲むといいといわれていますね。
それくらいたくさん飲むと、肝臓から残留物や毒素を洗い流すことができるのです。
お水は、1日に飲む2Lを、できるだけ分散させて飲むのが理想的。
さて、お水を飲む時間帯についてですが、まず、避けたい時間帯は夜寝る前です。
寝る直前に水分補給をすると、夜中にトイレに行きたくなってしまうので睡眠が妨げられてしまいます。
水分補給は、寝る1時間前までには済ませるようにしましょう。
次に、お水を飲むといい時間帯についてお話します。
朝、起きたらすぐにお水を飲みましょう。
眠っていた胃腸を起こす効果があり、便通を促すことができます。
1日の水分補給はここから始まって、1時間半ごとにコップ1杯を目安に飲めば、1日におよそ2Lのお水が飲めますね。
ちなみに、この2Lには食事中に飲む水分も含まれています。
スープを飲んだら、それも水分補給として考えましょう。
何を飲んだらいいの?
飲む飲み物は何を選べばいいのでしょうか?
それは状況次第で少し変わります。
汗をたくさんかいたときには、いちどに大量のナトリウムが奪われているので、お水だけではなくて塩分も補給する必要があります。
また、糖分も多少含まれていた方が吸収がよくなります。
こういう時に向いている飲み物は、スポーツドリンクでしょう。
ただし、一般のスポーツドリンクは必要以上に糖分が含まれているので、スポーツドリンクをお水で2倍に薄めてもいいでしょう。
ふだんの水分補給に飲む飲み物は、お水が一番です。
普段からスポーツドリンクを飲んでいると、必要以上に糖分や塩分を補給してしまうので太りやすくなってしまいます。
お水は、飲みやすい、おいしいお水を選びましょう。
その点、ピュアウォーターはのど越しが軽いので人気です。
お水の温度はどれくらいがいい?
お水の温度は、真夏であれば常温でいいでしょう。
冷え性が気になるのであれば、真夏でも少し温めて飲んだほうがいいかもしれません。
冬は、60度くらいに温めたものを飲むと、体がおなかから温まるのでいいですね。
いけないのは、冷たいお水を一気に飲んでしまうことです。
とくに暑い夏には、氷を入れたお水を一気飲みしたくなりますね。
でも、冷たいお水を一気飲みすると、胃腸が冷えて働きが落ちてしまうだけでなく、肝臓などの臓器も冷えて機能の低下を招きます。
それに、内臓が冷えると冷え性になりやすくなり、代謝が落ちてむくみやだるさが出やすくなります。
お水は、常温か温めたものがおすすめです。
ところで、冷たいお水を一気飲みしたくなる時というのは、もともと少し脱水状態であることが多いです。
水分補給ができていれば、冷たいお水をガブっと飲みたい…、と思うことも減るでしょう。
お水を飲むことは健康な体づくりの基本
体の半分以上はお水が占めていることを考えても、お水は体にとってゼッタイに必要なものだということが分かります。
内臓や粘膜など、体の機能が正常に働くようにするためにも、水分補給は必須。
消化吸収のためにも、水分が必要です。
お水を飲むことは、健康な体づくりの基本なのです。
せっかくお水を飲むのなら、できるだけお水の効果が発揮できるような飲み方をしたいですね。
そのためには、毎日の生活の中で水分補給を意識して、こまめにお水を飲むことが大切です。
おすすめの水分補給方法を実践しよう!
おすすめの水分補給方法は…。
まとめると、朝起きた時に常温のお水をコップ1杯飲むこと。
そこからスタートして、1時間半おきにコップ1杯を目安に、寝る1時間前までには水分補給を終えること。
このおすすめの水分補給方法をさっそく実践してみましょう!