新陳代謝が弱くなると加齢臭が
よく加齢臭と言いますが、40代の後半くらいのいわゆる中高年になると顕著になる体臭の一種です。
よく「古本をかいでいるときの臭い」などと表現されます。
加齢臭の原因ですが、毛穴から分泌される皮脂が活性酸素とくっつくことで作られます。
加齢臭が引き起こされる要因の中の一つに、新陳代謝のダウンがあります。
年齢とともに新陳代謝の働きも悪くなって、肌のターンオーバーがうまくいかなくなります。
このため古くなった角質がいつまでも残って、加齢臭を発しやすい土壌を作ってしまうのです。
肌バリアの弱体化にも
年齢を重ねていくと新陳代謝がダウンして加齢臭を発しやすくなるだけでなく、肌そのものが弱くなります。
このため、臭い消しの効果が期待できる石鹸もしばしば出ていますが刺激の強すぎるものも結構あります。
このため加齢臭対策と思って良かれと変えた石鹸で、かえって肌トラブルを起こしてしまうこともあり得ます。
加齢臭対策のために新陳代謝を上げるには
加齢臭対策として重要なのは、肌の臭い消しではなく、新陳代謝を高めることが優先であることがお分かりいただけたでしょう。
新陳代謝を高めるためには、食生活の見直しをすることも対策の一つです。
以下で紹介する食材には、新陳代謝を高める効果が期待できるといいますから取り入れてみませんか?
今回は飲み物をピックアップしてみます。
飲み物であれば、すぐに作れるのでどんなに日常仕事で忙しい人でも毎日摂取できるのではありませんか?
豆乳を飲む習慣を
スーパーなどで販売されている豆乳ですが美容に効果があるということで、購入して飲んでいる人もいるでしょう。
この豆乳ですが、新陳代謝を高める働きも十分期待できると言われています。
豆乳には大豆イソフラボンと呼ばれる成分が多く含まれていますが、肌の新陳代謝を高めるのを促進する働きがあると言われています。
豆乳はパックからコップに出して飲むだけでOKですから、朝の忙しいときでも毎日飲み続けられるはずです。
豆乳を購入して新陳代謝を高めたいのであれば、調整豆乳を購入するのがおすすめです。
調整豆乳にはカルシウムが含まれていますが、このカルシウムにも新陳代謝を活発にする効果が期待されるからです。
お茶を飲んで新陳代謝を上げることも
日本人であれば飲み物として、お茶を良く飲むという人もいるでしょう。
このお茶ですが、種類によっては新陳代謝を高める効果があると言われています。
たとえば昔から日本人にとってなじみの深い緑茶ですが、新陳代謝をアップする効果が期待されています。
新陳代謝だけでなく、カロリー消費をスムーズにする基礎代謝をアップする効果もあると言われています。
緑茶ですが、1日2~5杯程度を目安にして飲む習慣をつければ、加齢臭対策だけにとどまらずダイエット効果なども期待できるわけです。
その他にも最近ではウーロン茶も日本国内で手軽に飲めるお茶になりました。
ウーロン茶のペットボトルも販売されていますし、パックに入っているタイプもあって、自分で沸かしてウーロン茶を飲むことも可能です。
このウーロン茶にも基礎代謝を上げる効果があります。
加えてアミノ酸やビタミンを多く含んでいて、体内にある余分な脂肪を洗い流す効果があります。
その結果、新陳代謝の働きを活性化することも可能です。
コーヒーで加齢臭対策?
コーヒーも日本人にとってもはや定番の飲み物となった感があります。
このコーヒーは「夜明けのコーヒー」とも呼ばれ、眠気覚ましに効果の期待できることは広く知られているでしょう。
しかしその他にも新陳代謝を向上し、加齢臭対策も期待できます。
コーヒーにはカフェインと呼ばれる刺激物が含まれていることは広く知られているはずですが、これが新陳代謝向上の効果を引き出してくれるといいます。
しかしコーヒーは過剰に摂取すると神経過敏になったり、不安になりやすかったりしますのであまり過度に飲むのはやめた方が良いでしょう。
せいぜい飲んだとしても、1日2~3杯くらいまでが上限と思って、適量を心がけることです。
ウォーターサーバーを使って手軽に飲み物を
コーヒーや緑茶などのお茶に新陳代謝を高める効果の期待できることは紹介しました。
コーヒーやお茶を自宅で手軽に摂取するために、ウォーターサーバーがあると便利です。
ピュアウォーターと言って不純物の一切含まれていない水を使って飲めば、コーヒーやお茶に含まれている有効成分を効率的に摂取できるでしょう。
レバーを使って簡単にコーヒーや緑茶などを作ることができるので、忙しい人でもコーヒーやお茶を毎日飲めるのではありませんか?
加齢臭対策は食習慣から
自分がいわゆる中年と呼ばれる世代になると、己の体臭が気になるという人は多いです。
そこでまずは日々の食生活を見直してみて、加齢臭の発生しにくくなる、新陳代謝を高める対策を検討してみるのはいかがですか?