妊婦さんにおすすめの水分の種類はお水やノンカフェインです
妊婦さんは通常よりも多くの水分を摂取することが必要です。
水分不足になれば、お腹の赤ちゃんの成長も妨げられてしまいますし、母体も危険にさらされることになります。
しかし水分といってもさまざまな種類があります。
妊婦さんにおすすめなのは、不純物を含まないピュアウォーター（純水）です。
お茶類が飲みたい場合は、カフェインや糖分が含まれていない麦茶やハーブティー、ルイボスティーなどが良いでしょう。
目次
ノンカフェインの種類の水分が妊婦さんにおすすめの理由
反対に妊婦さんが控えた方がいい水分の種類には、コーヒーや緑茶、紅茶、ウーロン茶などがあります。
飲み過ぎなければ大丈夫ですが、これらのドリンクにはカフェインが入っているので、注意が必要です。
カフェインを摂取しすぎると、めまいや不安、不眠症などになるほか、赤ちゃんにも影響し、発育に悪影響を及ぼすので注意が必要なのです。
妊婦さんが安心して飲める水分の種類を知っておく
妊婦さんは1日2リットル程度の水分を摂る必要があります。
お水を飲むのはいいのですが、いつもお水では飽きてしまいます。
水分といってもさまざまな種類があり、妊婦さんにおすすめの種類もあります。
どのような種類の水分がいいのか、知っておくと安心して水分補給ができるでしょう。
妊婦さんにおすすめなノンカフェインの水分の種類とは？
ノンカフェインの水分の種類はいろいろありますが、妊婦さんにおすすめの種類として、ルイボスティーがあります。
ルイボスティーはハーブティーの一種ですが、妊婦さんも安心して飲めるものです。
ハーブティーの中にはクセのあるものも多いですが、ルイボスティーはクセもなく飲みやすいのもおすすめの理由です。
ルイボスティーにはミネラルが多く、妊婦さんに必要な亜鉛や鉄分、カルシウム、マグネシウムなどがバランスよく含まれています。
また、抗酸化作用も高いことで知られているルイボスティー。
免疫力を高めることができるので、妊婦さんには飲んでほしい飲み物です。
また、血行促進効果のある小豆茶もおすすめです。
小豆茶にはミネラルやビタミン類、ポリフェノールも豊富に含まれています。
妊婦さんにおすすめの体を温める種類の水分は？
妊婦さんは冷えには特に注意が必要です。
水分補給をしなければ、といって冷たい水ばかり飲んでいると体を冷やしてしまうことも。
妊婦さんには体を温める飲み物も必要です。
そこでおすすめなのがユズ茶です。
ユズ茶にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
特に妊娠初期に必要な葉酸も多く含まれているのです。
ビタミンB12とも言われる葉酸は、胎児の中枢神経の形成を促す成分です。
妊娠初期に葉酸が不足すると、奇形のリスクが高まると言われるほど大事な栄養素なので、水分補給としてユズ茶を飲むのはおすすめです。
さらに、ユズにはリモネンという成分が含まれています。
リモネンの香りをかぐと自律神経が整い、安眠にもつながると言われています。
また、ユズの皮にはヘスペリジンが含まれていて、血管を拡張する作用があるため、血行を良くしてくれるという効果が期待できます。
妊婦さんが控えた方がいい水分の種類の一つはアルコール
妊娠中のアルコールは控えること、とよく言われています。
理由は、お腹の赤ちゃんに悪影響が出てしまうというのが一つです。
その一つが胎児性アルコール症候群です。
妊婦さんがアルコールを摂取すると、直接赤ちゃんに送られます。
未熟な赤ちゃんはアルコールを分解することができず、発育のトラブルが生じるのです。
どのような発育のトラブルが起こるかというと、一つは低体重や低身長です。
さらに生まれた後の成長にも影響を及ぼすと言われています。
中枢神経障害として、精神発達の遅れや注意欠陥多動性障害、うつ病などのリスクもあると言われています。
さらに、頭が小さい、アゴや目や小さい、鼻が小さい、などといった容姿にも影響を及ぼすこともあります。
少量なら安全か、というとそれも言い切れないようなので、妊娠中のアルコールは控えるようにしましょう。
水分補給の際妊婦さんが控えた方がいい種類のハーブティーもある
ハーブティーには美容や健康にさまざまなメリットがあり、特に女性は好んで飲んでいる人も多いでしょう。
妊婦さんの水分補給としてもおすすめのハーブティーもありますが、すべての種類のハーブティーがおすすめ、というわけではありません。
ハーブティーの中には子宮を収縮させてしまう種類もあり、流産などのリスクもあるのです。
ハーブティーを飲む際には、妊婦さんが飲んでも大丈夫かどうかを調べるか、医師に相談してから飲むようにしましょう。
妊婦さんに安全な種類の水分で快適に水分補給
妊婦さんの水分補給におすすめなのは不純物が含まれていないピュアウォーターやカフェインが含まれていないものです。
また、体を温める作用のある飲み物もおすすめです。
ハーブティーなどは避けた方がいい種類もあるので、確認をしてから飲むようにしましょう。