活性酸素を減らして体臭・加齢臭予防

活性酸素と体臭
活性酸素は、身体を酸化させる働きを持っており、体のあちこちに不具合を起こさせるものです。

活性酸素とは他の物質と結びつきやすい形に変化した酸素のことで、体が働く際に産出されます。

体臭・加齢臭の原因も活性酸素が深く関わっていて、それを改善するためには活性酸素を除去することが必要です。

活性酸素を除去するためには、結びつき無害なモノにできる性質を持っていると研究されている水素の働き(分子状水素)を活用すると良いでしょう。
水素は活性酸素と結びつきやすい形で取るためには水素水が向いていると言われています。

活性酸素は嫌な臭いの元になる

多少の活性酸素は体の働きとして出ているものですが、大量に発生することで悪影響を持ちます。

活性酸素がたくさんできることで、体の中で暴走を始めるものが出てきます。
なかでも脂肪酸と結びつくことによって、過酸化脂質を作ると、その過酸化脂質は変化をして嫌な臭いのもとになると言われています。

過酸化脂質は活性酸素自体よりもしぶとくて強力な働きをします。

活性酸素が体臭・加齢臭に繋がる原因と対策

活性酸素は体の中で他の物質と結びつくことで変化して、体調不良やさまざまな不快な症状をもたらします。

活性酸素と体臭・加齢臭の関係も深く、活性酸素を除去することは直接ニオイを誤魔化したり消したりするよりも根本的な対策になります。

活性酸素の働きと臭いを出すメカニズムを知り、積極的に活性酸素を減らす努力をしましょう。

活性酸素が産むニオイ物質の正体は

活性酸素が原因で作られるニオイのもとは、過酸化脂質という成分です。
過酸化脂質は、活性酸素が悪玉活性酸素となり、さらにそれが脂質と結びついて発生します。

悪玉活性酸素自体も細胞を破壊する力を持ちますが、さらに強い力を持ち、またさらに他の脂質と結びついてその数を増やすという厄介な代物です。

増えた過酸化脂質は、分子量の小さな脂肪酸に分解されて、ニオイの元として体外に発散します。

このニオイ成分はアルデヒドというもので、皮脂腺から体の外に出ることで悪臭を作り出します。

ノネナールはアルデヒドの一種で加齢臭の元となりますが、皮脂腺から出ると油臭さや青臭さを感じます。

皮脂腺から皮脂としてパルミトレイン酸という物質が出ることで空気中の酸素によって酸化してもニオイの元になります。
若い頃にはホルモンの働きによって酸化が抑えられるため、起こりにくくなります。

加齢とともに活性酸素の予防はしにくくなる

加齢とともに体臭や加齢臭は強くなる傾向にあります。

それは、若い頃はホルモンが豊富であり、その影響で皮脂腺から出た脂肪酸が酸化しにくいこともありますが、活性酸素の抑制をする成分の量が多いことも関係しています。

40歳を過ぎたころから人間のホルモンの働きは衰えていき、同時に活性酸素の抑制成分も減っていきます。

ニオイの元を抑えていた成分が加齢とともに次々に衰えていくのです。
そのため、ニオイを予防することは年齢とともに難しくなっていくということです。

活性酸素を抑制してくれる成分はSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)、カタラーゼ、などの酵素です。

スーパーオキシドという基本の形を持つ活性酸素を抑えて、より強い活性酸素にならないように守っています。

これらが加齢によって減少することで、活性酸素は増え続けて自分の体の働きだけでは抑制できなくなっていきます。

活性酸素を除去して体臭をカット

活性酸素と体臭・加齢臭の関係は深いため、根本的な原因となる活性酸素を絶たないことには体臭・加齢臭から逃れることはできません。

活性酸素を抑制する物質と活性酸素の増加のバランスが狂ってしまったら、それを補ってやることが必要です。

食べて活性酸素を除去

活性酸素を抑制することができなければ、できてしまった活性酸素を除去することでその力を補います。

食事の中に含まれている成分には、活性酸素を除去する働きのものがあります。
ビタミンCやEは抗酸化物質として、美容の面などでも注目されています。

飲んで活性酸素を除去

水素は活性酸素と結びついて、無害な水へと変えてしまう働きを持っています。
不安定な酸素Oに水素Hが結びついて水H2Oに変わるというわけです。

ただし、水素は身体に取り込みにくく、たくさんの水素が必要であれば、高い濃度が必要です。

高い濃度の水素が水に溶かしてあり、吸収しやすくなった水素水であれば、こうした面をカバーして活性酸素に届きやすくなります。

体の中からの抑制や食べ物からの摂取では足りなかったら水素水が効果的です。

活性酸素が増える傾向

活性酸素が増える理由
活性酸素は、加齢とともに増えることは仕方ないものですが、さらに私たちを取り巻く社会には活性酸素を増やす社会的、環境的な要因が増えています。

排気ガスやオゾン層破壊による紫外線の増加によって活性酸素を身体に発生させる確率が増えているのです。

活性酸素はまた、体が疲れたり、ストレスを感じたりすることでも作られます。
そもそも、活性酸素が私たちの身体を守る免疫機能の一部であるが故の当然のことです。

こうした内外のストレスがある現状、活性酸素はより接触的に意識的に抑制することが必要です。

活性酸素を除去して体臭の改善

活性酸素は、食べものや水素水などを利用して、意識的に除去することで体調の改善ができます。

体臭の元となるニオイ物質は活性酸素が減ることで減らすことができます。
嫌な体臭は元から絶ってしまうことが大切なのです。