アルピナウォーターの採水地は、日本屈指の水源地「北アルプスの矢沢水源」です
アルピナウォーターはどこから採水しているのか、安全なのか気になるという方も多いでしょう。そこで、アルピナウォーターの採水地やお水の製造方法について、詳しく解説していきます。
また、アルピナウォーターの飲みやすさ、美味しさの秘密についても紹介しています。さらに、サーバーの種類や特徴、備わっている機能、気になるレンタル料など役立つ情報も満載です。
水ボトルの種類と価格、配送料にも言及しているので、利用の際の参考にしてみてください。
目次
アルピナウォーターの採水地は北アルプス
アルピナウォーターは、どのような場所で採水しているのか見ていきましょう。
アルピナウォーターの採水地
日本の屋根とも呼ばれている北アルプスは、3,000m級の山々が連なり、真夏でも雪が残っています。この残雪が、山や砂地などの自然のフィルターを通りぬけ、キレイなお水となり麓まで流れていくのです。
北アルプスには、標高2670mの爺ヶ岳という山があります。アルピナウォーターでは、この爺ヶ岳の1220m地点にある矢沢水源から採水した天然水を提供しています。
矢沢水源とは
矢沢水源は、一般人が気軽に立ち入ることができない場所にあります。ここの湧水は、カルキ臭の元となる物質がほぼ含まれておらず、無臭かつまろやかで美味しいお水として有名です。
そのため、矢沢水源は全国屈指の名水地としても有名です。その水質の良さは、長野県内の他エリアの中でも群を抜いて優れています。
矢沢水源の湧水は、地下のパイプラインを通じて、キレイな状態を保ったまま爺ヶ岳麓の製造工場まで運ばれていくのです。
製造は長野県の大町工場
アルピナウォーターのお水は、長野県の大町工場で製造されています。キレイなお水が栽培に必要な、わさび畑が広がる安曇野地区は、大町工場の下流に位置します。
この安曇野より上流エリアにある大町工場は、周囲に民家や他の工場もなく土壌がキレイなままであり、水質の良さが保たれているのです。
徹底した品質管理で保つお水の安全性
アルピナウォーターのお水の品質管理や安全性について、見ていきましょう。
RO水のろ過システムの仕組み
採水された天然水は、RO膜でろ過されます。RO膜とは、0.0001~0.001マイクロメートルの極小膜のことです。
例えば、塩水と真水の間をRO膜で仕切るとしましょう。すると、浸透圧により水は同じ濃さになろうとし、水分子が真水から塩水のほうへ流れ込みます。その際に、塩水に力を加えることで、塩水に含まれる塩分だけを除去することが可能になるのです。
RO膜は逆浸透膜とも呼ばれ、浸透圧の基本法則を用いてRO膜にお水を通すことで、細かな不純物をせき止めています。水中の細菌やウイルス、微生物などを除去し、純水に近いお水ができるのです。
徹底した品質管理
アルピナウォーターの製造工場では、お水をボトルに詰める作業からフタを閉める作業までの工程を、オールロボットで行っています。ほぼ無菌状態のクリーンルームでお水の充填作業をします。人の手が触れない、清潔な環境でお水を製造しているので、衛生面でもとても安心できるでしょう。
水の中の細菌の有無は、48時間ごとの培養試験できちんと調査しています。味やにおいなど細かな項目を設けて、チェックしながら検査は行われています。ロットごとに全ての安全基準をクリアしないと、出荷できないとするなど徹底した品質管理が行われているのです。
放射線検査も実施
水源地の天然水や製造されたお水に、放射性物質が含まれていないかの検査も行われています。検査は2011年の福島原子力発電所での事故以来、継続して実施されています。
これまでに放射性物質は検出されていないため、こちらも安心して飲むことができるポイントです。
アアルピナウォーターの美味しさへのこだわり
アルピナウォーターの美味しくて安全なお水へのこだわりを探ってみましょう。
ピュアウォーターとは
アルピナウォーターでは、採水した天然水をRO膜でろ過し、不純物を99.9%除去しています。水の中に含まれる小さな細菌やウイルスなどもカットし、ほぼ純水に近い、ピュアウォーターを提供しているのです。
検査でも放射性物質が含まれていないことが証明されており、お水の安全性も保たれています。身体の機能が未熟な赤ちゃんからお年寄りまで、皆さんが安心して飲めるお水です。
北アルプスが原水の美味しいお水
アルピナウォーターは、3000m級の山々が連なる北アルプス、爺ヶ岳にある矢沢水源を原水としています。日本でも屈指の名水地として有名な水源地で、長い年月をかけて自然に湧き出たお水をくみ上げているのです。
この湧水は口当たりも良く、クセがなくてまろやかな味わいが特徴で、そのまま飲んでも十分美味しいお水です。
赤ちゃんのミルクに最適なお水
内臓機能が未熟な赤ちゃんは、大人と同じ量のミネラルを体内で分解することが難しいです。多くのミネラルを含むお水を摂取することで体に負担がかかり、体調を崩す可能性もあります。
アルピナウォーターのお水はミネラルを含む不純物を除去しているため、赤ちゃんの体にも優しく安心して飲むことができます。粉ミルクにも溶けやすく、クセのない美味しいお水なので、赤ちゃんのミルク作りにも最適です。
アルピナウォーターのサーバーの種類とレンタル料
アルピナウォーターでは、スタンダードサーバー、エコサーバー、卓上サーバーに水素水サーバーと4タイプのサーバーラインナップがあります。それぞれの特徴とレンタル料を紹介します。
スタンダードサーバー
スタンダードサーバーは、シンプルな操作で簡単に使えます。約85℃の温水と約5℃の冷水が必要な時に出てくる、温水冷水機能が備わっています。
温水レバーにはチャイルドロック機能がついており、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。冷水レバーにもオプションで、ロック機能がつけられます。
また、2年から2年半に1度、サーバーを本体ごと無料で交換してもらえる定期メンテナンスサービスもついています。月額レンタル料は、770円とリーズナブルなので利用しやすいでしょう。
エコサーバー
スタンダードサーバーよりも消費電力を約35%もカットできるのが、エコサーバー最大の特徴です。冷水温水機能も搭載されています。
温水を約70℃と、ややぬるめに維持するエコモードを作動すれば、消費電力をさらに約7~10%抑えることが可能です。省エネタイプのサーバーを使いたい方に最適です。
また、電子ボタン式で温水と冷水が給水されます。サーバー上部のロックボタンと、操作パネルの中に2つのロックがあり、2重チャイルドロック機能が搭載されているため、お子さんのいたずらや火傷防止に効果的です。
週に1回内部を温水で循環させる自動内部クリーニング機能も備わっており、内部を衛生的に保てます。さらにサーバー本体ごと無料で交換する、定期メンテナンスを4年ごとに受けられます。
サーバーレンタル料は、スタンダードサーバーよりはやや高めの、月額1,100円です。
卓上サーバー
卓上サーバーはコンパクトで、12Lの水ボトルを差し込んだ状態で、高さ約84㎝です。テーブルにも置ける優れものなので、床置きするスペースがなくても使えます。
冷水温水機能やチャイルドロック機能、無料の定期メンテナンスはスタンダードサーバーと同様です。サーバーレンタル料は月に770円となっています。
水素水サーバー
業界でも上位に入る水素溶存量の高濃度水素水を、その都度作って提供してくれるのが水素水サーバーの魅力です。家庭用で飲むには高額だった高濃度水素水が、100ml約16円と破格の値段で飲めるのでとてもお得です。
冷水温水機能やチャイルドロック機能も備わっています。本体を丸ごと交換してもらえる定期メンテナンスは、2年から2年半ごとで有料です。
月々のレンタル料は、サーバーの中では少し高めの2,640円となります。
水ボトルの種類と配送料
アルピナウォーターの水ボトルのサイズは、2ガロン(7.6L)と12L、18.9Lの3種類ラインナップがあります。ボトルの特徴とそれぞれの料金、配送料について紹介します。
12Lボトル
アルピナウォーターの12Lボトルは、一番人気があり、コストパフォーマンスが良いボトルです。1本1,242円で、500mlあたり51.8円と、かなりリーズナブルなので利用しやすいと言えるでしょう。
水ボトルは空ボトルを回収し、リサイクルするリターナブルボトルを採用しています。配送時に空ボトルを回収してもらえるので、自分で処分する手間も省けて便利です。
東京と神奈川、千葉、埼玉と茨城(一部地域除く)のトーエル配送エリア内であれば、配送料は無料です。ただし、1回の配送は3本からで、初回のみ4本と配送本数が決まっています。
2ガロン(7.6L)ボトル
2ガロン(7.6L)は12Lより軽く、コンパクトなのでボトルも差し替えしやすいと人気です。お水の消費量がやや少なめの家庭におすすめです。
1本950円と経済的な価格になっており、ワンウェイボトルなため、使い切りで使用後は資源ごみとして捨てることが可能です。
沖縄と離島を除く全国配送に対応しており、トーエル配送対応エリアなら配送料は無料です。
他の地域の配送料は、本州は1箱385円、北海道と四国・九州は1箱660円、3本入りの1箱から配送可能となっています。
18.9Lボトル
1本1879円の18.6Lボトルは、大容量なので主に会社や飲食店などのお店といった、大人数でお水を使う場所で重宝されるサイズです。お水ボトルがおおきいため、お水の交換頻度は他のサイズより少なく済みます。
配送エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城(一部地域除く)で配送料は無料です。1回の配送は2本から、初回は3本から対応しています。
(まとめ) アルピナウォーターの採水地はどこ?
アルピナウォーターの採水地は、日本屈指の水源地「北アルプスの矢沢水源」です
RO膜でろ過し、不純物をほぼ除去したお水を製造しています。
厳しい安全基準をクリアしたお水を出荷する徹底した品質管理も行っているので、赤ちゃでも安心して飲める安全で美味しいお水です。
スタンダードサーバーやエコサーバーなど4種類のサーバータイプがあり、さまざまな機能が備わっています。水ボトルは3種類あり、使用用途応じて使い分けましょう。