水分不足だとまぶたのたるみが起こりやすくなるといえます
目元の印象はその人の全体的な印象に大きく影響します。
もしまぶたの部分がたるんでいると、目がぱっちりしなくなって表情が暗いと思われかねません。
まぶたにたるみが生じてしまう原因の一つに、水分不足があります。
慢性的な水分不足の状態になると、皮膚のツヤやハリが失われてしまいます。
その結果、たるみが進行してしまうのです。
もしまぶたのたるみが気になるようであれば、肌が乾燥していないかどうか確認してみましょう。
目次
もともとまぶたは水分不足を起こしやすい部位である
まぶたはもともと乾燥しやすい部位であることも理解しておきましょう。
まぶたはほかの体の部位と比較して、皮膚が薄くなっています。
さらに皮脂腺もそれほど発達していないため、皮脂の分泌量が少ないです。
このため、ほかと比較して水分が失われやすいのです。
まぶたのたるみ対策をしたければ、ほかの部位以上に丁寧なスキンケアを行う必要があります。
まぶたの水分不足を解消するためのケア方法
まぶたが乾燥していると、たるみが起こりやすくなって見た目もマイナスになりがちです。
そこでまぶたにはしっかりした保湿ケアを行う必要があります。
では具体的に日々のスキンケアをどのように行えばいいかについて以下で詳しく見ていきます。
まぶたに負担をかけないアイメイクを心がけること
まぶたにできるだけ負担をかけないことが水分不足対策では重要です。
そのためには、アイメイクを一切行わないのが理想かもしれませんが、外出するときにはそうもいかないでしょう。
そこでまずマスカラを使用するのであれば、お湯で洗い流せるような優しいタイプのものを選びましょう。
アイライナーやアイシャドウを使う際にも、お湯・石鹸だけで洗い流せるものがおすすめです。
メイクを落とすにあたって、クレンジング剤を使うこともあるでしょう。
その場合にはアイメイク専用のクレンジング剤を使用するのがおすすめです。
それ以外にはこすらずに洗い落とせるようなタイプを使った方がいいでしょう。
保湿対策をしっかり進めること
まぶたはもともと乾燥しやすい部位ですし、皮膚が薄いのでそれほど保水能力も持ち合わせていません。
そこで保湿ケアをしっかり行うことも、まぶたのたるみ対策をするにあたって重要なことです。
洗顔をした後には保湿剤を使って、しっかりケアをしましょう。
保湿剤を使用する際には、強くこすってしまうとそれがダメージになりかねないので優しく塗ることが大事です。
保湿をしただけでは、いずれ蒸発して水分が失われてしまいます。
そこで目元専用のアイクリームを使用して、ふたをしてしまうのがおすすめです。
目元用のアイクリームの場合、できるだけ肌に刺激を与えないような成分だけで構成されています。
それでいて保湿力が強いので、まぶたの水分不足の気になる人にはおすすめです。
もしひどくまぶたが乾燥しているのであれば、パックをしてみるのもいいでしょう。
従来のシートパックの場合、意外とまぶたまでカバーできていないことが多いです。
そこで目元専用のパックを使ってケアをしてみましょう。
自前のパックで目元ケアする方法もあります。
コットンに化粧水や美容液を含ませて、まぶたの上にのせて5分程度放置すればパックしているのと同じ効果が期待できます。
目元用の保湿剤の選び方は?
まぶたの乾燥ケアをするにあたって、目元専用の保湿剤やアイクリームを使用するのがおすすめです。
この時ポイントになるのは、低刺激であることと保湿力の高いことです。
もし目元専用の保湿剤やアイクリームが身近に見つからなければ、ワセリンを使ってみるのはいかがでしょう。
ワセリンはもともと肌の表面を保護する効果があります。
しかもそれでいて、刺激もそれほど強くないのでまぶたケアにぴったりといえるでしょう。
ワセリンであれば、近くの薬局やドラッグストアで手軽に購入できます。
ただしワセリンを選ぶのであれば、精製度の高くて不純物の少ないものを選ぶのがおすすめです。
保湿力で比較するのなら、保湿成分がどの程度配合されているかチェックしましょう。
具体的にはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などは保湿効果が高いといわれています。
これらがどの程度配合されているかチェックして保湿剤を選びましょう。
洗いすぎもまぶたのたるみの原因になります
まぶたの乾燥などが気になると頻繁に洗ってしまう人もいるでしょう。
しかし過度に洗浄してしまうと、逆に乾燥が進んでしまう恐れがあります。
まぶたのたるみに悩んでいる人を見てみると、このような間違ったスキンケアが原因であるケースも少なくありません。
そのほかにもクレンジングの際に強くこすると角質のバリアが破壊されて、肌の水分がどんどん出ていってしまうこともありえます。
まぶたのたるみ解消は水分不足解消が大切です
まぶたのたるみが気になるようであれば、水分不足を解消できるようなスキンケアをすることが大事です。
専用の保湿剤やアイクリームを使って、適正にケアしていきましょう。