寝る前に水分を摂らないと体内は水分不足になり、ダイエットや健康にも悪影響を及ぼします
寝る前にお水を飲むと、むくみの原因になると思っていませんか?そのため、夜、もしくは寝る前は「お水をあまり飲まないようにしている」という人も多いのではないでしょうか。
実はそれはダイエットにも健康にも良くありません。夜寝ている間も心臓は動き、私たちの体内ではさまざまな活動が行われているため水分が必要になります。
体内の水分が不足すると、代謝が落ちて痩せにくくなるだけでなく、血液がドロドロになってしまう可能性があります。
目次
寝る前のコップ1杯のお水は脂肪燃焼が促されダイエット効果が期待できます
夜寝る前にコップ1杯程度のお水を飲むことで、寝ている間の水分不足を予防することができます。
寝る前にお水を飲むことで血流が良くなり、血流が良くなることで代謝も上がって寝ている間にも脂肪が燃焼されやすくなります。
また、血流が良くなることで、栄養や酸素などを身体の隅々にまで送り届けることができます。
水を飲むダイエット法がおすすめです
寝る前の水分補給により、血液の水分含有量が増えて血流が促されます。代謝が上がり、脂肪燃焼にもつながるのです。
特に女性は水分摂取がむくみの原因になると言って水分を摂らないのは健康に良くありません。
水分摂取で体内に水分が循環することで汗や尿、便などの老廃物の排出も進み、デトックス効果がもたらされます。
さらに水を飲むと胃が一時的に満たされるので、空腹感によるドカ食いを防ぐのにも効果的です。水はノンカロリーなので太る心配もなくダイエット法のひとつとも言えます。
そして血流を促すことで血管の詰まりを防ぎ、脳や心臓の疾患を予防できるのです。寝る前の水分補給を習慣化させましょう。
⇒水分補給とデトックスの関係については、こちらの記事【保存版】ダイエットでは水分補給して尿を出した方がいいの?をお読みください。
血流アップにより代謝が上がり、脂肪燃焼を促進させてくれます
寝る前にお水を飲んで血行や代謝を促して、寝ている間に痩せやすい身体にすることができます。寝る前の水分補給がダイエットや健康に大切な理由や飲み方のポイントについて見ていきましょう。
寝る前にお水を飲むことで次のような効果が期待できます。
脂肪燃焼を促進させる
お水を飲むと血流が良くなりますが、これに伴って代謝も上がります。代謝が上がると脂肪の燃焼も促されるので、寝ている間にも脂肪を燃焼しやすい身体にすることができるのです。
夜寝る前に水分をあまり摂らないと寝ている間に水分が足りなくなり、その分代謝が落ちると脂肪が燃焼されにくくなり痩せにくい体質になってしまいます。
⇒お水ダイエットで効果が出るまでの期間については、こちらの記事水分補給ダイエットの効果が出るまでの期間は?をお読みください。
睡眠の質が向上するなど、寝る前のお水には他にも得られる効果があります
寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われていますが、それだけではなく寝ている間にも血液は体内を循環し内臓なども動いています。
そのため私たちが寝ている間にも体内で水分が使われ失われていきますが、水分が不足すると目が覚めてしまい睡眠の質が下がってしまいます。
寝る前にお水を飲んでおくことで、これを予防し睡眠の質を良くする効果が期待できます。特にお酒を飲んだ後は水分をしっかり摂らないと、喉がカラカラになって目覚めやすくなってしまいます。
朝方水分が不足すると脳梗塞のリスクが高まる
脳梗塞は死を伴う怖い病気ですが、実は脳梗塞は朝方や起床時に多い傾向があります。
原因としては夜中寝ている間に血圧が下がることで血流が悪くなりやすいことと、朝方に体内の水分が不足し血液がドロドロになってしまうことが挙げられます。
また、朝や起床時に交感神経が緊張し、逆に血圧が上がることも原因のひとつです。脳梗塞の発病の4割は睡眠中に発病しており、安静時や睡眠時に起こりやすいと言われています。寝る前にお水を飲むことで、脳梗塞の予防にも役立ちます。
⇒ダイエットと水分不足との関係については、こちらの記事【保存版】水分補給をしないと体重が増えやすくなるって本当?をお読みください。
寝る前の水分補給のポイント
寝る前にはコップ1杯程度のお水を、寝る30分前くらいまでには飲んでおくようにしましょう。寝る前の水分補給はコップ1杯程度を目安にしてください。あまり飲み過ぎると、むくみの原因になります。
また寝る直前に飲んでしまっても、翌日のむくみにつながってしまうので注意が必要です。
飲むお水の温度はお白湯もおすすめですが、5~15℃くらいの常温のお水にしましょう。お水が冷たすぎると、内臓を冷やしてしまい、全身の冷えにつながってしまいます。
飲むお水はミネラルなどの不純物が含まれていない、消化に負担がかからない純水がおすすめです。飲むお水の質にもこだわってみましょう。
お白湯を飲むのもおすすめ
寝る前にお白湯にして飲むものおすすめです。お白湯を飲むと内臓が温まり、すると全身も温められるのです。体温が高いほど代謝が上がり、脂肪燃焼率もアップするのでダイエットにも効果的です。
また、お白湯は寝ている間に内臓をキレイにデトックスしてくれる効果もあると言われています。
⇒お水がお茶よりも良いと言われている理由は、こちらの記事【保存版】ダイエットにはお水とお茶どちらが効果的?をお読みください。
お水を飲むタイミング
一度に多くの水を飲んでも身体に全て吸収できるわけではありません。吸収できる量は決まっているので、余剰分はそのまま排出されてしまいます。
1回にコップ1杯程度、数回に分けて飲む方法がおすすめです。水分補給のタイミングとしては、代謝が良くなって汗をかきやすい入浴前後や運動の前後が良いでしょう。
睡眠中も知らないうちに発汗しており、水分不足になっています。そのため就寝前と朝起きた後も水分を摂ると良いです。食事中も適度な水分補給をしてください。またアルコールには利尿作用があるため、お酒を飲んだ後は脱水症状に陥りやすいので気を付けましょう。
自分で喉の渇きを覚えた時は既に身体は水分不足になっているので、その前に水分を摂ることが大事です。1日に必要な水分摂取量は平均約2.5ℓだとされています。
体重や生活習慣によっても水分量が違ってくるので要注意です。できる限りこまめに水分補給できるように工夫してみてください。
⇒運動後の水分補給についてご心配な方は、こちらの記事ダイエット中は運動後にお水を飲むと太るの?をお読みください。
(まとめ)寝る前にお水を飲むとダイエットに効果があるって本当?
寝る前に水分を摂らないと体内は水分不足になり、ダイエットや健康にも悪影響を及ぼします
寝る前の水分補給は睡眠中の血流を促し、代謝を上げ脂肪燃焼にもつながるので、太るどころかむしろダイエットに効果的です。老廃物の排出や空腹感を抑えるなどのメリットもあります。
さらに睡眠中は汗をかくので水分不足に陥りやすく、喉が渇いて目覚めることもあります。睡眠の質を良くするためにも、寝る前の水分補給は大事です。
また、睡眠中に水分不足になると血流が滞りやすくなり、血管が詰まって脳疾患や心疾患などの病気を誘発する場合があります。
寝る前に水を飲むことは、病気予防にもつながるのです。ただ、寝る前にあまり多量の水を摂取するとむくみの原因にもなります。コップ1杯程度の常温の水を寝る30分前に飲むようにしましょう。
1日に約2.5ℓの水分補給が必要となるので、入浴前後や食事中などこまめに水分を摂ることが大事です。