水分補給はお水と食べ物の両方から行うのが良いといわれています
人間が1日に必要な水分量は2リットル~2.5リットル程度といわれています。
多くの方はお水から摂取するのですが、実は食べ物から摂取している水分もとても多くなっています。
だからこそ、水分補給はお水と食べ物の両方から行うのが良いのです。
瑞々しい野菜はもちろん、果物などからも水分摂取は可能です。
その点を考えて、効果的に水分補給をするのが良いのではないでしょうか。
目次
1日の食事で約0.8リットルの水分を補給できると考えられます
お水だけで水分補給をしようと思うと、かなりの量が必要です。
人間が1日に必要とする水分量である2~2.5リットルには、食べ物の水分も含まれています。
食事からは、通常、1日に約0.6リットル、その分解の過程で約0.2リットル、合計約0.8リットルの摂取ができるといわれています。
水分補給はお水と食べ物の両方から行いましょう。
水分補給を食べ物で補うのが大切な理由
水分補給を食べ物からも補うのが大切な理由としては、お水を飲むだけでは1日に必要な水分量を摂取しきれない可能性があること、そして健康的であることなどが挙げられます。
ちなみにですが、食べ物がなくなってしまってもお水さえあれば生き延びられるといわれています。
それだけ私たちの生命維持にはお水が必要不可欠なのです。
特に夏場は汗をかいて身体の水分が失われることが多く、熱中症や脱水症を起こしてしまう可能性があります。
日々を健やかに過ごすために水分補給は大切なのです。
しかし、喉が渇いたときにだけお水を飲む程度では、必要な水分量を補うのは難しいといわれています。
食べ物からの水分補給も必要である理由を、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
1日2リットルのお水を飲むのは難しいから
飲み物を飲み続けるというのは大変です。
前述したように、人間が1日に必要な水分量は2リットルから2.5リットル程度となっています。
それを飲み物だけで補うというのは難しいのではないでしょうか。
もちろん、お水などが身近にある方は、定期的に飲むこともできるでしょう。
しかし、実はそう簡単には行きません。
反対にいえば、食べ物に含まれている水分を考慮すると、それだけで1日約0.8リットルは補うことが可能です。
それにプラスしてお水などを取り入れれば、約1.2リットル飲むだけで良いでしょう。
そういう上手な使い分けが必要となってくるのです。
飲み物だけを飲み続けるというのは案外大変だからこそ、食べ物とあわせて水分補給するのが良いのです。
食べ物に水分は多く含まれているから
実は食べ物には多くの水分が含まれていて、多くの方が食べ物からの水分摂取で健康を保っているといわれています。
野菜や果物には豊富に含まれているし、味噌汁やスープなどを飲めばそこから水分補給が可能となるでしょう。
もちろん、食べ物だけで水分補給というのも大変ですので、そこは上手なコントロールが必要です。
ちなみに水分量が最も多く含まれる食品は「すだち」です。
他にもグレープフルーツやきゅうり、トマトあたりも水分量が多く含まれています。
毎日の食事で果物と野菜の食べる量を増やしてみると良いでしょう。
食べ物にはミネラルなどさまざまな栄養素が含まれていて、身体にも良いです。
そういうミネラルも、実は飲み物だけで補うのは難しいのです。
それならば、食べ物から摂取した方が効率も良いでしょう。
すべての水分補給を食べ物で補うということは難しいので、その点は上手にコントロールしていくことが必要となります。
健康的に水分補給できるから
お水に含まれている栄養素は、多くてもミネラルなどだけです。
その他の栄養素については、食べ物を摂り入れないと、なかなか摂取できないと言えるのではないでしょうか。
お水だけでダメな理由としては、やはりお腹が緩んでしまったりすることがあるためだと言えます。
お水だけをずっと取り入れていると、健康にとっても害が出てくるでしょう。不健康になるということはありませんが、できれば食べ物で水分補給を補うようにしてください。
お水と食べ物のバランスが大切です
体に必要な栄養素については、食べ物を摂り入れないと、なかなか摂取できません。
かといって、食べ物だけでは水分を補うには不十分であることが考えられます。
味噌汁やスープで水分を補給するのは、塩分過多になり体にも良くないでしょう。
お水を飲むだけでは、1日に必要な栄養をすべて補うのは難しいといえます。
しかし、お水などで水分補給せずに食べ物を食べているだけでは、水分不足になってしまう可能性があります。
お水と食べ物の両方からバランス良く水分を補給することが大切なのです。
お水と食べ物でバランス良く水分補給をしましょう
バランス良くお水と食べ物を組み合わせて上手に水分補給していくことが何よりも重要だといえます。
1日に必要な水分を摂取するというのは難しいことかもしれません。
だからこそ、食べ物と合わせて水分補給を行っていくようにしてください。