痛風を招く尿酸を排せつするためには水分補給が必要です


痛風は、たまった尿酸が結晶化することにより激しい関節炎を起こす病気で、現在では薬による治療が進められていますが強い痛みをともなう症状はとても辛いものです。

しかし、こまめな水分補給を行って尿から尿酸を排せつしていけば痛風を予防することが期待できます。

体内の水分量が少なくなるほど尿酸値が高くなってしまうので、尿酸値を下げるためにはしっかりと毎日水分補給することが大切なのです。

痛風予防に毎日1.2リットルのお水を水分補給しましょう

水分補給の目安は大人で毎日1.2リットルのお水を飲むことが推奨されていますが、これは痛風の予防にも役立ちます。

だからといってお水を飲めば飲むほど尿酸値が下がるわけではなく、一定量を超えると尿酸の排せつ量はそれほど変わらなくなるのです。

そのため無理して3リットル以上飲もうとするより1.2リットルを継続して飲む方が痛風予防に役立ちます。

痛風予防に役立つ水分補給のしかたと飲み物

痛風を招く尿酸を毎日できるだけスムーズに排せつできればひどい関節痛がいつ起こるかという恐怖におびえることもないでしょう。

体内の水分量に対する尿酸の量で導かれる尿酸値を下げるためにも、体はいつも十分な水分量を保っている必要があります。

そこで、痛風予防に役立つ水分補給の仕方や飲み物の選び方をご紹介します。

少しずつこまめに飲む

水分補給は一度にたくさん飲むよりも1日で必要な量をまかなえるように少しずつこまめに飲んだ方が尿酸値を下げる役に立ちます。

日常生活であれば1回の水分補給に飲むお水の量はコップ1杯ほどにし、目標の1.2リットルを飲むためには6回は水分補給をしましょう。

これまでお水を飲む習慣があまりなく飲みづらいという人でも小分けにすれば飲みやすく、コップ1杯でも難しい時はさらに細かく回数を分けて飲めば良いでしょう。

また忙しくてこまめに飲めない時でも少し時間をおいてから飲み足すようにすれば水分吸収もしやすくなります。

喉が渇いていなくても飲む

喉の渇きを感じれば自然と飲み物に手が伸びますが、実は喉が渇いた時にはすでに脱水が始まっていると言われています。

脱水は水分不足の状態にあり、体内で尿酸の占める割合が多くなってしまうことから尿酸値も高い状態にあるのです。

すると痛風の症状が出る可能性も高まってしまうので、喉の渇きを感じる前の水分補給が必要になります。

まずはお水を飲む習慣を付けるために、いつ飲むかを決めておくこともひとつの方法で、例えば朝起きた時や寝る前、入浴の前後、休憩時間など、お水を飲むタイミングを考えてみましょう。

中でも朝起きた時の水分補給はおすすめで、寝ている間に水分を使っている分寝起きは水分が少ない状態にあるからです。

あわせて寝る前に水分補給しておくことも寝ている間の水分不足を防ぐ役に立つでしょう。

飲み物はお水かお茶

飲み物であれば水分が大半を占めているので水分を体に入れることはできますが、一緒に含まれている成分の影響により水分吸収が進むかどうかやそのほかの働きが起きてしまう可能性があるのです。

例えばジュースやスポーツドリンクを水分補給に使えば、大量の砂糖も一緒にとることになり糖分の取りすぎになってしまいます。

それからコーヒーや紅茶などカフェインの入った飲み物で水分補給を続ければ、カフェインが持つ利尿作用により水分の排せつが進んでしまうだけでなく、神経を興奮させる働きもあるために眠りにくくなって疲れがうまくとれない可能性も出てくるのです。

このことからも痛風予防も考える時の水分補給にはお水かお茶を選び、お水の中にはミネラルウォーターもありますが、水分の吸収を阻害する働きを持つためたくさん飲むとお腹が緩くなることもあるのです。

そこで水分吸収効率をよくするためには不純物がほぼ含まれていない純水を選びましょう。

できればお水を飲む方が純粋に水分をとりこめるのでおすすめですが、どうしても味がなくて飲みづらいと感じる時はノンカフェインのタイプのお茶がよいでしょう。

純水を使って自分で淹れたお茶にすれば水分とお茶以外の余分な成分をとらずに水分補給ができます。

痛風の症状は激しい関節痛だけではありません


痛風と言えば激しい関節痛がよく知られていますが、長く痛風を患うと他にも症状が現れてきてしまいます。

その症状とは、痛みの発生する頻度が上がる・関節や体のどこかに結節ができるなどがあり、腎臓が悪くなったり尿路結石ができたりすることもあるのです。

また心血管障害や脳血管障害の可能性も高くなることから動脈硬化のリスクも上がってしまうことになります。

ひどい痛みは辛いですがそれ以上に命の危険にさらされる可能性も知っておきましょう。

しっかり水分補給して痛風を予防しましょう

十分な水分補給はつらい痛風の症状予防に役立つので、こまめにお水を飲んで体内の尿酸値を下げるようにしましょう。

1日1.2リットル飲むことをめざし、活動量や気温などに合わせて飲むお水を増やすことも必要です。