塩分を摂りすぎてしまうと水分代謝がスムーズにできなくなります
塩分には保水する働きがあるので、適量の塩分は体内の水分量を保つためには必要不可欠です。
しかし、塩分を必要以上に摂りすぎてしまうと体内も塩分に応じて水分を貯め込むので、結果的に水分を貯め込みすぎてしい、そのため体がむくんでしまうのです。
体のむくみは水分と塩分が多すぎていることが原因です。
不要な水分と塩分を体の外へ排出を促すようにすればむくみは解消されていくでしょう。
むくみのそもそもの原因は塩分です
細胞内の水分と塩分の量がむくみに関係しています。
余分な水分が溜まった状態で起こっているむくみは塩分と水分が多くなっている状態です。
塩分の濃いものを食べ過ぎたときは、細胞内に塩分の元であるナトリウムが増えている状態です。
ナトリウムが増えすぎると薄めなければならないと細胞が判断するので水分を取り込みすぎるので、体にむくみとなって現れるのです。
水分代謝を良くする成分を摂取して塩分を排出しましょう
塩分や水分を摂りすぎてむくみが生じているなら、不要な物を体外に排出してむくみを解消させましょう。
体外へ不要な物を排出させるには利尿作用を促すことが最適です。
利尿作用を起こさせる働きのある成分を積極的に摂ることが解決への近道となるでしょう。
利尿作用を高め水分代謝をよくする成分を取ろう
むくみを体の外に排出してくれる成分のが「カリウム」「カルコン」「メリロート」「赤ぶどう葉ポリフェノール」です。
これらの成分は摂り過ぎた塩分や水分を排出させる働きがあるので、これらの成分を多く含む食べ物を積極的に摂りましょう。
カリウムは水分を排出する利尿作用がありますし、その他3つ成分には体の巡りをアップし水分排出に役立つ働きをします。
今むくんでいなくても、これらの成分を積極的に取り入れることでむくみ予防にもつながるでしょう。
ただし、カリウムは食事から簡単に摂ることが出来ますが、他の成分は食べ物から摂取することはなかなか難しいです。
むくみを解消する食事をとりましょう
むくみの解消に効果のある栄養素上記に上げたとおり「カリウム」「カルコン」「メリロート」「赤ぶどう葉ポリフェノール」などがありますが、やはりこの中でも一番効果のあるのが、カリウムです。
カリウムを含んだ食事を摂ってむくみを解消していきましょう。
カリウムは黄粉、レタス、ほうれん草、よもぎ、鶏ささみにもありますが、果物にも多く含まれています。
特にアボカド、バナナ、キウィには多く含まれています。
さらにカリウムはスイカにも含まれます。
スイカを食べるとトイレに行きたくなることがありますが、これはスイカに利尿作用があるからです。
スイカは夏だけしか出回りませんが、夏場に利尿作用を促したいならスイカがおススメです。
忘れてはならないのが、カリウムの性質です。
カリウムは性質上熱に弱いので生のまま食べましょう。
ドライフルーツにもカリウムが多く含まれています。
ドライフルーツは成分が凝縮されていますし、食物繊維も豊富なので健康にも美容にもおススメの食べ物です。
ヨーグルトに添えるなどして食べれば朝食にも最適ではないでしょうか。
塩分の取りすぎにも注意しましょう
水分や塩分によって体がむくんでいる場合、食事に注意してカリウムを積極的に摂ることで体外への排出を促すこともいいのですが、そもそもの原因である塩分の取りすぎにも注意することが大切です。
塩分の摂り過ぎが体内の水分量を増やす元凶となっているのですから、むくまないためには塩分を控えめにしましょう。
濃い味に慣れている人は特に塩分を摂りすぎている傾向があります。
味付けを塩分だけに頼るのではなくハーブやスパイスを利用して工夫しましょう。
また、外食は濃い味付けや塩分多めの味付けになっているところが多いです。
生の野菜やサラダなどを積極的に頼んで塩分控えめの食事内容になるように考えましょう。
むくみとなる原因を知っておきましょう
むくみとなる原因を知っていくことで少しでもむくみを解消する方法を身につけておきましょう。
食事での塩分を摂りすぎると異常にのどが渇きます。
これは体内水分が足りないことを意味しています。
塩分の取りすぎは水分を取り込む原因となりむくみにつながっていくので、バランスの良い食事を心がけましょう。
運動不足もむくみにつながります。
じっとしていると血液の流れが悪くなるのでむくみやすくなってしまうのです。
ウォーキングなど適度な運動をして血の巡りを良くしましょう。
塩分を摂りすぎず水分代謝を促しましょう
むくみは塩分を摂りすぎて水分も多く体に停滞している状態です。
体内から塩分や水分を上手く排出できていないのでむくみとなっているのです。
これにはカリウムの利尿作用が効果的です。
カリウムは特に果物に多く含まれます。
アボカド、バナナ、キウイは、手軽でオススメです。