アルピナウォーターの
おいしいレシピ

2022.8.24 written by Hajime Yokoe

Vol.100
土鍋でどーんと作る 豚バラ肉の蒸し煮

なんと、今回でこのレシピは100回目!!
第1回目が始まったのは8年前の2014年、その頃は子供もいなかったし結婚もしていませんでした。今では家族が試食係です。
第100回を記念するレシピはやっぱり大好きな中華料理。
角煮のようですがちょっと違います。土鍋でじっくりと蒸し煮にします。調味料もシンプルなので作りやすいです。ただし時間は結構掛かるので、時短したい方は圧力鍋を使うと良いかもしれません。
ご飯が進むので、ご飯は多めに炊いておきましょう。

レシピ画像

作り方

  1. 肉の下準備
    肉の皮側を軽く焦げ目が付く程度バーナーで炙ります。バーナーがなければガスコンロで炙っても良いです。
    炙りが終わったら、冷水に浸けて肉を軽く洗い、皮の部分が柔らかくなったら、焦げた部分を包丁などで軽くこそぎ落とします。こうすることで、汚れや残った毛が取り除かれます。
    皮の付いていない豚肉の場合はこの作業は必要ありません。
  2. 肉を鍋に詰め込む
    土鍋の底に4等分に切った長ネギ、3ミリ程度にスライスした生姜を敷き込みます。
    上から3センチ角くらいに切り分けた豚バラ肉を隙間なく詰め込みます。
  3. 鍋に調味料を加える
    醤油と紹興酒を混ぜ合わせタレを作り、溢れない程度に流し込みます。おそらく全量は入らないと思います。
    肉の上に砂糖をのせます。タレと砂糖を別々にするのは焦げ付きを緩和するのと、照りを良くするためです。
  4. 煮込む
    火にかけて沸騰させます。最初のうちはアクが出てくるので取り除きます。
    蓋をしてコトコトひたすら煮込みます。吹きこぼすと後始末が面倒なので注意します。
    途中、タレがなくなったら継ぎ足します。3時間〜3時間半ほど煮込み、汁気が少なくなってきたら出来上がりです。そのまま食べるのはもちろん針生姜や白髪ねぎと一緒に食べても良いでしょう。

材料(16センチ土鍋の分量)

皮つき豚バラ肉
1〜1.2kg
※なければ普通の豚バラで代用します
長ネギ
30g
しょうが
20g
醤油
100cc
紹興酒
400cc
砂糖
50g

プロフィール

横江 肇
Hajime Yokoe
北海道札幌市生まれ。
上京後、出版社にてカメラマン、WEB制作業務に13年間携わった後「株式会社イタレリ」を設立。 料理、水耕栽培、機械加工、ガラス工芸、彫金、船舶、釣りなど、多種多様な趣味を持つ。自宅の一室は工場のようになっており、引っ越しの度に業者につらい思いをさせてしまっている。
また、最近は会社のバルコニーを野菜農園にしようと企てている。